日吉歯科診療所の熊谷崇院長
2017年05月17日
山形県酒田市に開業されている日吉歯科診療所の院長、熊谷崇先生は、日本の歯科医療の中で常に知識をアップデートし、困難に立ち向かいながら、予防歯科を築き上げて来られた方です。
先日、山形まで研修を受けてきました。
すずき歯科でも取り入れたいと思った予防のシステムが「MTM」(メディカルトリートメントモデル)です。
MTMとは患者様が来院された初期のリスク評価から、個々のリスクに合わせた治療や、予防方法の提案をし、一生涯にわたり、自分の歯で健康な生活を送っていただくことを目標とするプログラムです。
今までの歯科と言えば、「痛くなったら通う場所」でした。しかし、悪くなったら歯科医院に通う「治療の繰り返し」こそが歯を失う原因の一つだったかもしれないのです。
虫歯や歯周病になる原因,根本的リスクの解決が改善されていないところを治療しても、また再発してしまう可能性があります。
治療を行う前に、根本的な解決や目に見えないリスクを知っておけば、もっと、再発を防いでお口の健康を保つことができるかもしれません。
従来の歯科の目標は8020(ハチマルニイマル)80歳まで20本の歯を残そうですが、
すずき歯科では皆様が「生涯を通じて自分の歯で食べられる」喜びを感じていけるよう
熊谷先生が推奨する8028(ハチマルニイハチ)80歳で
28本全ての歯で過ごせるよう、目標を高く情熱をもって
取り組んで参りたいと思います。