仕上げ磨きのあとに確認してほしいこと☆
2015年08月3日
こんにちは。歯科衛生士の富岡です。
毎日、暑い日が続いていますね…みなさん、体調の方は大丈夫でしょうか?
夏休みに入り、当医院にはたくさん子どもが来院しています。
私にも4才になる息子が居るので、同じくらいの子を見ると微笑ましく思います。
さて、毎日、息子の仕上げ磨きをしていて気になる事が1つあります。それは上唇小帯が太い事です。
上唇小帯とは上唇と歯茎をつなぎ、上の前歯の中央部にある「すじ」の事を言います。
上唇小帯が太い事によって、永久歯の前歯の歯と歯の間に入り込み前歯に隙間を作ってしまい、
すきっ歯の状態になり歯並びを悪くします。
上の前歯が永久歯に萌え替わってってからも、歯と歯の間に入り込んでいて歯並びに影響が出る様な時
は切除する場合があります。
こんな話を聞くと不安になる親御さんもいらっしゃるかと思いますが、
年齢とともに顎が成長し細く短くなっていきます。
また自然に切れてしまう事も多いので前歯が乳歯の時期は様子を見るのが良いでしょう。
お子さんの仕上げ磨きの時に上唇や舌下にあるすじもチェックをして頂き、気になる様でしたらぜひご相談ください。