ミュータンス菌の母子感染
2024年03月26日
今日は虫歯の原因菌、ミュータンス菌の母子感染についてお話しします。
虫歯の原因となるミュータンス菌は、産まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。
・ストロー・大人が使った箸やスプーン
・キス・口移しで食べさせる
などで、お母さんや周りの人の口の中にいたミュータンス菌が赤ちゃんの口腔内へやってきます。
歯が生えてこないうちはミュータンス菌は住みつきませんが、歯が生えて来たらミュータンス菌はさっそく住みつきます。(生後6ヶ月〜3歳までが最も感染しやすい時期です)
★ミュータンス菌の母子感染を予防するには
一緒に生活する上で、ミュータンス菌の感染を完全に防止することは難しいですが、赤ちゃんのそばにいる周囲の人たちが、お口の中を清潔に保ち、ミュータンス菌を減らすことから始めましょう。その中でも、お母さんの健康が何よりも大切です。最も効果があり理想的なのは、妊娠期の母親の口腔ケアからお子様への虫歯予防をスタートさせることです。
お子様への感染の時期が遅いほど、お子様の虫歯予防につながります!
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甘い物と虫歯
2024年03月23日
当医院にはお菓子作りがプロ並みに上手なI先生がいます。
先日、作ってきてくださったパウンドケーキも最高に美味しかったです。
歯科医院のスタッフはみんな甘いものが大好きですが虫歯にならないように気をつけています。
だらだら食べずに時間を決めて食べることと、甘いおやつを食べたあとは歯を磨くということです。
歯は酸によって溶かされることで弱くなり虫歯になってしまいます。
私たちのお口の唾液は常に中性に保たれていますが、
食べ物を食べると唾液は酸性にかわり、歯の表面を溶かしやすくなります。
つまり虫歯になりやすい環境になります。
だらだらと食べ続ける事で虫歯になるリスクが高まってしまうのです。
つまり、おやつの時間を決めて、だらだら食べない事が健康な歯を維持するポイントとなります。
食べ物が無くなったお口の中は唾液の働きにより中性に戻り、そして「再石灰化」という作用で、、溶かされた歯の表面にミネラルが戻りエナメル質をを硬くする作用もあります。
この作用の働きを待って歯磨きするのがちょうど良いタイミングであり、食後15分~30分後がベストと言われています。
虫歯のならないように上手におやつの時間を決めて楽しみたいですね。
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春はいつくるの?
2024年03月9日
こんにちは😃
雪が降ったり未だに冬の陽気で、体調崩しやすいですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
当院ではホームケアとしてお口の中の菌を減らす、口臭や風邪予防にも適しているタンパク分解型機能水の処方もしています。治療がなくてもお詰替が出来ますのでスタッフにお申し付け下さい。
今月の誕生日スタッフ
院長渡邉
衛生士坂上
助手増村です。おめでとうございます㊗️
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豆まきの大豆と歯
2024年02月2日
こんにちは、歯科衛生士の氏家です。
明日は節分
最近は様々な恵方巻きがありますが、節分といえばやっぱり豆まき!特にお子さんがいるおうちはとても盛り上がりますよね。
その豆まきでまくのは大豆です。
大豆は畑のお肉と言われるだけあって栄養源を豊富に含んでいます。
中でもタンパク質は、最近のプロテインブーム(?)もあり有名な栄養成分だと思いますが、実は
タンパク質は丈夫な歯を作るためにも必要不可欠です。筋状になった土台の間にカルシウムが付着することによって、丈夫な歯が作られます。
また豆まきで使用する大豆は固いので、よく噛むことで唾液の分泌を促し虫歯予防にも繋がります。
豆まきで邪気を祓って、健康な歯も維持しましょう!
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メタルフリー治療
2024年01月17日
カウンセリング担当の槙田です。
今回は、メタルフリー治療についてお話します。
日本の健康保険治療では、ヨーロッパでは人体への使用が禁止されているパラジウムが含まれる金属(銀歯)が使われています。
安価でできるということがメリットですが、銀歯は劣化しやすく金属イオンが溶けだし体内に蓄積され、
金属アレルギーを誘発することがあります。また劣化により、歯と歯の間に隙間が空き、2次的な虫歯になりやすくなります。
保険適応で、CAD/CAMというプラスチックの詰め物や被せ物もありますが、
歯より柔らかい材質のため、欠けたり割れたりしやすい傾向があります。
そのため、詰め物や被せ物にはオールセラミックをおすすめしております。
お口の中で、詰め物被せ物が劣化しにくくいため、2次的な虫歯になりにくく、また審美的にも優れています。
金属アレルギーの心配もありません。
セラミックの種類によりますが歯と同じ位かそれ以上の強度があります。
オールセラミックは自由診療ですので、費用は保険適応のものと比べると高価ですが、
2次的な虫歯になりづらく、その歯をなるべく長く保たせる可能性が高まるので、おすすめの治療です。
(神経がある歯では、2次的な虫歯治療を繰り返すと歯の神経をとる必要性が出てくる場合があり、将来的に抜歯になる可能性が高まります)
お口の中の銀歯が気になる方、1度ご相談ください!!(*^_^*)
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災害時のオーラルケアについて
2024年01月6日
こんにちは!
歯科衛生士の笠原です。
2024年の診療が昨日より、開始となりました。
今年も患者様のお口の健康を保つ手助けができるよう、スタッフ一丸となって精一杯取り組んでまいります。
よろしくお願いいたします。
話は変わりまして、
先日、北陸地方で災害が発生し、今も避難をされている方が多くいらっしゃいます。
見落とされがちですが、災害時のオーラルケア(口腔保健)は、お口の健康だけではなく、身体の健康にも影響します。
断水などで水が不足すると、貴重な水を歯みがきに使うことを、ためらわれる方も多くいらっしゃいます。
歯みがきが行えなくなると、お口の中を清潔に保つことが難しくなり、細菌が増殖し健康にさまざまな影響を及ぼすことがあります。
むし歯になっても治療がすぐ行えない、歯周病が進行してしまうなどのリスクや、糖尿病などの全身疾患の悪化にも繋がります。
特に肺炎になりやすい高齢の方は、誤嚥性肺炎のリスクが高まり、注意が必要です。
お口の中を清潔を保つこと=健康維持・命を守る
に繋がります。
☆簡単に出来るオーラルケア
①ペットボトルキャップ1杯分のお水で、うがい
②30ml程度のお水を使用して、歯みがき
③歯みがきが難しい場合は、ティッシュ、ハンカチなどで歯を拭い、プラークを拭き取る。
上記の他にも、お水なしまたは、少量のお水出来るオーラルケアの方法はまだまだあります!
まずは上記の3点を覚えていただけると、災害時や緊急時に役立つ知識になります🙂!
歯科メーカーさんのHPなどで、詳しく確認できますので、よければそちらもご覧ください!
https://jp.sunstar.com/bousai/
改めまして、2024年もティースホワイト横浜デンタルクリニックをよろしくお願いいたします。
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🎡 忘年会 ⚓
2023年12月12日
横浜のお店で、CSの忘年会が開催されました。
普段シフトが重ならないスタッフとも、交流ができ、楽しい時間が持てました。
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第5回歯科衛生士セミナー
2023年12月9日
2023.12.9
最近一段と寒くなりましたね💦
みなさん風邪をひかないように体調管理気をつけましょう!
さて、今回は12/6に機械的歯面清掃について宮地先生にセミナーを行っていただきました!
施術の仕方、歯磨剤の種類、チップについてなどを知ることができ、Dr.DHにとってとても勉強になりました!
患者様に気持ちよく施術を受けていただけるよう今日学んだことを実施して行きたいと思います!
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マウスピース使用したことありますか?
2023年12月4日
こんにちは、歯科衛生士の柴崎です。
12月に入り一気に寒くなりましたね(´··`)
皆さま風邪には十分お気をつけください。
さて、今までに「マウスピース」を使用したことはありますか?
マウスピースには スポーツする時の歯を守るもの、歯ぎしりや噛み締めの防止、矯正 、、と様々なタイプがあります。
私は普段 矯正を担当しておりますので ここではマウスピース矯正〚インビザライン〛を紹介させて頂きます。
〚インビザライン〛と聞くとほとんどの方は 聞いたことあると思いますが、当院では「全体矯正」と「部分矯正」両方に対応ができます。
また他院様では 全てのマウスピースをまとめてお渡しし、終わったら来院(半年〜1年後に来院)が多いみたいですが、マウスピース矯正はフィット感が大事でそれが悪いと効果が出ません。
当院では2〜3枚ずつのお渡し(月に1回の来院)で途中経過までしっかり見せて頂き、サポートさせて頂きますのでご安心ください。
ワイヤー矯正はちょっと見た目が、、と思われていて矯正を迷っている方はぜひ1度ご相談ください( ˘꒳˘)
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子どもの歯磨き
2023年11月14日
こんにちは、衛生士の石川です。
11月らしくない暖かい日もありましたが、ここ最近はグッと寒くなりましたね。
育児休暇をいただいていましたが4月中旬から復帰し、子供もあっという間に一歳8ヶ月を迎えました。
歯科衛生士といっても、子供の歯磨きには苦戦しています。
赤ちゃんの頃からの歯磨きは
“虫歯予防”ももちろんですが、
“歯磨きをする習慣を身につける”ということが大切になってきます。
イヤイヤの中、無理矢理しっかり歯磨きをすると歯磨きが嫌いになってしまいやすいですが、赤ちゃんのうちは唾液の量も多く虫歯になりにくいので、楽しい雰囲気で少しだけでも毎日磨ければ良いのではないかと思います。
寝ている間は唾液の量が減ってしまうので。寝る前の歯磨きが一番大切です。
私も家では、まず本人に持たせて自分なりに磨いているのか、噛んでいるのか、咥えているだけなのかわかりませんが、、好きなように磨いてもらい、仕上げの時は歯ブラシを奪われるのを嫌がりながらも子どもの好きなものを見せたり、持ってもらいながら磨いています。
また、あまりしっかり磨けていなくても間食では砂糖が多く含むものを避けたりしています。
歯磨き以外でも虫歯予防のアプローチは可能なので、参考にしてみてください。
そして、お子さんも一緒に定期検診を歯医者でうける習慣もつけていきましょう。
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