CGF・インプラント
2019年04月11日
歯根破折した左上前歯を抜歯し、CGFを行った後に
インプラント治療を行った症例です。
50代 女性
CGFの治療回数 1回 期間 6か月(術後、骨が再生する待ち時間)
費用 ¥50,000-(税別)
(インプラント治療の費用は別途 ¥400,000-)
〈担当の渡邉院長からのコメント〉
根が割れてしまっている歯を抜歯し、CGFを行いました。
CGFとは、患者様の血液を加工し、治癒を促す成分をゲル状に固めたものを利用して、
骨を再生したり、手術部の治癒を早めたりすることができる再生医療です。
↑ 歯の根っこににひびが入っており、
このヒビにそってばい菌が入り、骨を溶かしています。
本来であれば骨が覆っているはずの部分の歯が露出しています。
↑ 抜歯後、上から見ると、唇側の骨がないのがわかります。
↑ 採血をし、遠心分離してCGFを作製します。
血液が左図のようになります。
その後、抜歯窩にCGFを充填します。
また、材料がこぼれないようにと、感染を防ぐために、
シトプラスト( ↓ )というメンブレンを入れました。
その後、失われてしまっていた骨が再生されたことで、
インプラント治療を行うことができました。
〈CGFを行うメリット〉
インプラントをするために骨が必要な場所に入れることで骨の再生を促します。
また、抜歯後の痛みや腫れを抑えることができ、患者様ご本人の血液から作製されるため
感染症やアレルギーの心配がありません。