ティースキッチンのコンセプト④
2021年02月19日
こんにちは。
毎日寒い日が続いておりますが、梅の花も咲き、少しだけ春を感じることが出来る季節となりました。
食育担当の野口です。
週に2回当院では社員に昼食を提供する『ティースキッチン』で出されたメニューをブログにもアップしておりますが、そのコンセプト④今回はお届けいたします。
コンセプト④【トランス脂肪酸を含む食品は使用しておりません】についてです。
トランス脂肪酸とは?
トランス脂肪酸には、食品にもともと含まれている天然のものと、植物油に水素を添加して作られた人工のものがあります。
この人口につくられたトランス脂肪酸が健康面で問題視されており、代表的なものがマーガリン、パン、洋菓子、加工食品などの食品に使用されています。
トランス脂肪酸は、全身の細胞の機能を阻害し、そのため、心臓病やがんの他、脳細胞にまで影響し、様々な病気のリスクを高めてしまいます。
トランス脂肪酸との関連が報告されている主な病気が以下です。
がん、糖尿病、不妊症、心臓病、子宮内膜症、アルツハイマー病、注意欠陥・多動症です。
先進国では、いち早くトランス脂肪酸の規制が行われていますが、日本はというと、世界屈指のトランス脂肪酸だらけの国です。
購入する食品にトランス脂肪酸が含まれているかどうかを見極める方法としては、原材料名にマーガリン、植物性油脂、ショートニング、ファストプレッドなどと記載があるものはトランス脂肪酸を含んでるので、避けて購入することをおススメします。