口の衰えがリスクをまねく
2018年03月31日
先日、テレビで「口の衰えがリスクをまねく」という特集が放映されていました。
みなさんは「オーラルフレイル」という言葉をご存知ですか?
オーラルフレイルとは、歯や口の働きの「虚弱化」という意味です。
(Oral:口腔 Frailty:虚弱)
下記の項目に3つ以上あてはまるかたは、オーラルフレイルの可能性があります。
・歯が20本未満 ・かむ力が弱い ・舌の力が弱い
・飲みものでむせる ・硬いものが食べにくい(半年前と比べ) ・活舌が悪い
オーラルフレイルにあてはまる方は、
死亡率2倍、要介護2.3倍というデータが出ています。
口の衰えがあると、低栄養(代謝量・筋力の低下)などが引き起こされ、
要介護や死亡のリスクが増大するということです。
全身的な病気がない場合でも、口腔環境が悪いと、全身的な衰えにつながります。
これを防ぐためには、活舌や口周りの筋肉トレーニングを行うことなどが大切です。
また、歯を失わないために、虫歯や歯周病予防、
歯科医院での定期検診を受けることをおすすめいたします。
お口の環境を整え、健康長寿を目指しましょう。