寝ている間にインプラント
2018年04月17日
歯を失い、インプラント治療を検討しているが
手術が怖くてなかなか治療に踏み切ることができないという方、
静脈内鎮静法という方法をご存知ですか?
静脈内鎮静法とは、腕に点滴をしながら鎮静剤を投与し、
ボーッとして眠くなる状態を作る方法のことで、
全身麻酔に近いにも関わらず身体に負担の少ない麻酔です。
確実で深い鎮静効果が得られますが、全身麻酔と異なり完全に意識は消失せず、
また全身麻酔よりも回復が早いのが特徴です。
この静脈内鎮静法により患者様は「ほぼ眠った状態」になり
緊張や不安を感じないまま手術を終える事が出来ます。
当院では静脈内鎮静法を利用する際は、麻酔専門医が、生体情報モニターで
脈拍・血圧・心電図・呼吸・酸素飽和度等の全身状態を厳重に監視しながら
薬の量の調整・管理を行いますので、手術の安全性や確実性が高まることになります。
昨日も、静脈内鎮静法を利用した手術が当院で行われました。
手術が怖いという理由で、インプラント治療を受けるのを決断できないという方、
この静脈内鎮静法を利用することをご検討されてはいかがでしょうか。