レーザードックベストセメント
2020年02月28日
神経近くまで広がった虫歯を
レーザーとドックベストセメントを用いてなるべく削らずに治療した症例です。
20代 男性 治療回数 1回 費用 ¥15,000円 (税別)
〈担当の石崎先生からのコメント〉
歯の中で虫歯が神経近くまで広がっていた虫歯に対して、
なるべく削らない治療(レーザードックベストセメント)を行いました。
レーザードックベストセメント治療は、限りなく歯を削らず神経を残す可能性を高める治療です。
虫歯菌に感染した歯質を少し取り除き、レーザーで残りの虫歯の箇所を殺菌します。
その上から再石灰化の働きを高め殺菌作用のある「ドックベストセメント」を塗布します。
殺菌作用が浸透する間 約半年経過を観察し、むし歯の進行が止まり菌がいなくなったことを確認します。
最後はプラスチックで充填していますが、力のかかる奥歯なので
長くプラスチックのままでいると壊れてしまう可能性もあります。
半年経過後、強度のある詰め物が必要と判断した場合は、
オールセラミックの詰め物(¥50,000- 税別)をして治療終了予定です。
唾液が入らないようにラバーダムをかけての処置を行いました。
これを行うことで唾液に含まれる細菌から治療中の歯を守ってくれ、また治療の精度を上げることができます。
保険の虫歯治療の場合では神経を抜く可能性が高いケースでも
レーザードックベストセメント治療は 歯の神経を残す可能性を高めます。
リスクは、場合によっては神経が失活してしまう可能性もあるということです。
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