レーザードックベスト・セラミックインレー
2021年01月25日
大きな虫歯に対し、レーザードックベストセメント治療を行い
セラミックインレーで補綴した症例です。
40代 男性 治療回数 3回
費用 レーザードックベストセメント ¥ 15,000-
セラミックインレー ¥60,000-
〈担当の岩科先生からのコメント〉
右下5番に冷痛を感じたためご来院された患者様です。
レントゲンにて確認したところ隣接面から虫歯が広がっていました。
虫歯が神経に接近していたため、レーザードックベストセメントにて神経温存療法を行い、
半年経過をみてセラミックインレー処置に移りました。
コンタクトカリエスは自分では気づきにくいので、定期的にレントゲンを撮ることをお勧めします。
しみるなどの自覚症状が出始めるとかなり虫歯が大まくなってきており
神経を取らざるを得ない場合もあります。
神経を取る時に歯の毛細血管も切断するので歯に栄養が供給されなくなり
将来歯が割れるリスクは何倍にもなります。そうならないように日々のフロスや検診時の
レントゲンでの早期発見が非常に重要になります。
レーザードックベストセメント治療では
大きな虫歯でも、なるべく削らず神経を残せる可能性を高めますが、
リスクは、場合によっては神経が失活してしまう可能性もあるということです。