何もしていないのにズキズキ痛む…歯髄炎のサインと進行段階
2026年09月5日

横浜市神奈川区
歯髄炎
自発痛・進行段階
大口駅徒歩1分
「触っていないのに歯が痛む」「じんじん脈打つように痛む」——このような症状は、歯の神経(歯髄)が炎症を起こしているサインかもしれません。
放置すると症状が悪化し、歯を失うリスクも高まります。横浜市神奈川区・大口駅西口から徒歩1分のティースホワイト横浜デンタルクリニックが、「何もしていないのにズキズキ痛む…歯髄炎のサインと進行段階」についてわかりやすく解説したいと思います。ぜひ最後までお読みください。
歯髄炎とは
歯髄炎とは、歯の内部にある「歯髄」——神経や血管が集まった組織——が、細菌感染や刺激によって炎症を起こした状態です。歯髄は歯に栄養を届け、痛みや温度を感じ取るセンサーの役割を担っています。この組織に炎症が及ぶと、強い痛みとして症状が現れることが多くあります。
何もしていないのにズキズキ痛む「自発痛」とは
歯髄炎の中でも特に代表的な症状が「自発痛(じはつつう)」です。冷たいものや熱いものを口に入れたわけでもなく、何も食べていない、何も触れていないのにズキズキ・じんじんと痛みが出る状態を指します。これは歯髄が強い炎症を起こしているサインで、多くの場合「急性歯髄炎」の段階に進んでいると考えられます。
心臓の鼓動に合わせるようにズキズキと拍動する/横になったり前かがみになったりすると痛みが強くなる/夜になると痛みが増し、眠れないほどつらい/市販の鎮痛剤を服用しても痛みが引きにくい/痛みが数時間〜数日にわたって続く、または繰り返す
このような症状がある場合、歯の内部で炎症がかなり進んでいる可能性があります。早めにご受診をしてください。
歯髄炎の進行段階
歯髄炎は一気に悪化するというより、いくつかの段階を経て進行していきます。それぞれの段階でとるべき対応が異なりますので、順を追ってご紹介します。
第1段階 可逆性歯髄炎
歯髄の炎症がまだ軽度で、原因を取り除けば歯髄が元の健康な状態に戻る可能性がある段階です。冷たいものがしみる、甘いものでキーンとするといった症状はありますが、刺激がなくなれば痛みもすぐに治まるのが特徴です。この段階での早期治療は歯髄を残せる可能性を高めます。
第2段階 不可逆性歯髄炎
炎症がさらに進み、歯髄が自然に回復することが難しくなった段階です。冷たいものの刺激で痛みが30秒以上続く、熱いものに強く反応する、そして何もしていなくてもズキズキと痛む自発痛が現れるのがこの段階の特徴です。ここまで進むと、歯髄を保存することは難しく、多くの場合、根管治療(歯髄を取り除き根管内をきれいにする治療)が必要になります。
第3段階 歯髄壊死
炎症がさらに進行すると、歯髄組織そのものが壊死してしまいます。この段階になると、かえって痛みを感じなくなることがあります。「痛みがなくなったから治った」と誤解されがちですが、実際には神経が機能を失っただけで、感染は歯の内部で静かに進行し続けています。
第4段階 根尖性歯周炎
壊死した歯髄の中で細菌が増殖し、それが歯の根の先(根尖)から周囲の骨へと広がった状態です。噛むと痛い、歯茎が腫れる、膿が出るといった症状が現れることがあります。ここまで進行すると、根管治療に加えて外科的な処置が必要になるケースもあります。
見過ごしやすいサインにも注意
自発痛がなくても、次のような症状がある場合は歯髄炎が進行している可能性があります。
これらの症状は「症状がないから大丈夫」とは言い切れないサインです。定期健診でのレントゲン確認によって、自覚症状がない段階での早期発見が期待できます。
歯髄炎を放置するとどうなるか
歯髄炎を放置すると、炎症は自然に治まることはなく、多くの場合は段階を追って悪化していきます。歯髄が壊死し、感染が根の先まで広がると、歯を残すための治療の選択肢が狭まっていきます。最終的には抜歯を選択せざるを得ないケースもあります。天然の歯を1本失うと、その代替には費用と時間、そして通院の負担がかかります。できるだけ早い段階でのご相談をおすすめいたします。
精密な自費の根管治療を少し解説したいと思います
歯髄の保存が難しく、根管治療が必要になった場合、当院では以下のような環境・体制を整え、精密な治療に取り組んでおります。
マイクロスコープ
肉眼では見えない根管内の細部まで確認しながら治療を行います。
歯科用CT
複雑な根管の形態を立体的に把握し、見落としを防ぎます。
ラバーダム防湿
唾液中の細菌侵入を防ぎ、清潔な治療環境を保ちます。
ニッケルチタンファイル
湾曲した根管にも対応しやすく、安全かつ効率的な根管形成が可能です。
専門医による担当
大学病院在籍の根管治療専門医が治療を担当いたします。
自費の根管治療にかかる費用の目安
自費の精密根管治療をご検討の場合、費用の目安は以下の通りです。歯の位置(前歯・小臼歯・大臼歯)や初回・再治療によって費用は異なりますので、詳しくは診断の上でご説明いたします。
かぶせ物(クラウン)選びも大切です
根管治療のあとは、歯を割れや再感染から守るためのかぶせ物選びも重要になります。
| 種類 | 区分 | 特徴 |
|---|---|---|
| 銀歯 | 保険 | 耐久性は△。金属アレルギーのリスクがあります |
| CAD/CAM冠 | 保険 | 見た目は白いですが、耐久性はやや劣り経年で変色することがあります |
| ジルコニアビルドクラウン | 自費 | 天然歯の色調を再現でき、強度と審美性のバランスに優れています |
| フルジルコニア オールセラミック | 自費 | 白い歯を維持できる、審美性の高い選択肢です |
インプラントは1本44万円〜となります。天然歯に近い噛み心地でしっかり噛める、周囲の健康な歯を削らずに済むといったメリットがあります。ブリッジは隣の健康な歯を削る必要があるため、当院の方針としてはあまりおすすめしておりません。部分入れ歯は低コストというメリットがあります。
当院でのインフォームドコンセント
治療を始める前には、必要に応じて次のような説明を行っています。
聞きにくいと感じることでも、遠慮なくご質問ください。担当医・スタッフが対応いたします。また、治療途中でのご不安なども随時LINEで受け付けています。
セカンドオピニオンをご希望の場合、当院には根管治療の専門の歯科医師が在籍しており、専門的な設備を持つ当医院でのセカンドオピニオンにも対応しております(保険適用外のマイクロスコープや歯科用CTを含め、保険適用外となります)。
アクセス・診療案内
所在地:神奈川県横浜市神奈川区大口通138-9
最寄り駅:JR横浜線・大口駅西口から徒歩1分
駐車場:1台(予約不可)
バリアフリー:車いすでも安心してご来院いただけます(介助者のご同伴をお願いいたします)
診療時間:
月〜金:9:00〜17:45(お昼の時間帯も休まず診療しております)
土曜日:9:00〜17:00 / 日・祝:休診
予約方法:ウェブ予約(初診・再診)/ LINEで相談・予約 / お電話でのご予約
まとめ
何もしていないのにズキズキと痛む症状は、歯髄が炎症を起こしているサインであることが少なくありません。歯髄炎は可逆性歯髄炎から不可逆性歯髄炎、そして歯髄壊死、根尖性歯周炎へと段階的に進行し、進行するほど治療が複雑になり、歯を残せる可能性も下がっていきます。「痛みが引いたから大丈夫」と自己判断せず、気になる症状があれば早めにご相談ください。
大切な歯のことを、一緒に考えましょう
患者さま一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、スタッフ一同、丁寧にサポートいたします。
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