コロナに負けない免疫力づくり
2020年04月30日
先日、発売された2020.5.15号 PRESIDENTにて、
コロナに負けない免疫力アップに関しての特集が組まれていました。
僕が普段気を付けていることなども書かれていたので
皆様にもご紹介したいと思います。
・食事 「ケトン食」
ケトン食とは、体内で生成されるケトン体に注目した食事法です。
マウスの実験で、ケトン食を与えられたマウスはそうでないマウスに比べ
インフルエンザによる死亡率が優位に低かったといいます。
これは、ケトン食を取ることでガンマ・デルタT細胞が増加し、
インフルエンザウイルスが肺に入り込むのを防いだそうです。
炭水化物を減らし様々な種類の肉・魚・野菜を積極的に食べることが大切です。
・食事 「発酵食品」
免疫力のアップに欠かせないのが発酵食品ときのこ類です。
共通点はどちらも菌であることです。発酵食品は腸内環境を整える機能を持っています。
全身の免疫機能のうち60~70%程度が腸に集まっているといわれますから、
腸内環境は免疫力を大きく左右するのです。
・「日光浴」
この時期なかなか外出も難しいと思いますが、ベランダでもいいので
すこしでも日光を浴びることも大切です。
日光浴、つまり紫外線を浴びることでビタミンDが体内で生成されます。
近年、ビタミンDに免疫機能を調整する効果があることがわかってきました。
風邪をひいている患者さんのビタミンDの血中濃度を調べると、濃度が低下していることがほとんどで
つまり免疫機能調整機能が落ちていることになります。
そのため新型コロナやインフルエンザなどの感染症の予防や、
悪化防止にビタミンDが効果があるというわけです。
・「運動」
生活習慣病の予防には運動が大切です。
免疫細胞を含む体の機能を正常化するためには、
生活習慣病を遠ざけることも重要になってきます。
いわば生活習慣病は万病のもとですので、
運動も感染症に負けない体づくりにはかかせません。
・「入浴&睡眠」
入浴には身体を清潔にする以外にも、
免疫力を高める体に効く3つの効果があります。
血管を広げ血行を促して疲労を回復する効果。
湯の水圧によって疲れやむくみを取る効果。
身体を支える臀部や太もも、そして脳の緊張をほぐす効果です。
また、「ストレスホルモン」であるコルチゾールは深夜から朝に向けて
分泌量が急増し、起床を促すのですが、日中から夜間にまで
ストレスを感じていると、コルチゾールの分泌が増えて不眠になったり、
睡眠の質が低下します。いい睡眠をとることはストレスフリーにつながります。
以上の事を僕も意識して生活していきたいと思いますので
皆様もぜひ参考になさってください。
2020.5.15号 PRESIDENT p18~23より引用