インプラントマスターコース
2020年09月1日
先日、皆川アカデミークラブの
インプラントマスターコース 第2回目に参加しました。
今回はインプラントと天然歯の違いに関する内容を学びました。
歯や歯根膜の神経は12個あるうちの脳神経のひとつ、第5神経である三叉神経と繋がっています。
咬むことで「運動・感覚・知覚神経」が刺激され、
脳(特に大脳の前方【大脳皮質前頭野】)を刺激し、それにより
脳が活性化されて認知症やアルツハイマーを予防します。
歯を失うとその刺激を脳に与えることができなくなってしまいます。
これが、咬合と認知症に関する論文が沢山出ている理由の一つです。
また、歯を失った時の治療法ですが、
義歯やブリッジは神経に対する良い刺激をしないそうです。
インプラントでは「運動・感覚神経」を刺激します。
ご自身の歯でしっかり咬むことで全身に関係する脳を刺激することができるので
歯を長く持たせるということはやはりとても大事ですが、
失ってしまった場合に、どの治療法で補うのかという事も大切だと改めて感じました。
下の図は皆川先生の用意して下さった資料を元に作成した参考資料です。