朝の歯磨きでコロナ対策
2020年06月10日
新型コロナと口内の細菌が一緒に肺に入ると、重症化するといわれていますが、神奈川歯科大学副学長で歯学博士の槻木恵一氏によると歯磨きで最も重要なのは、朝一番にやること。朝の口内は細菌まみれで寝ている間は唾液がほとんど出ないので、自浄作用が働きません。寝る前に歯磨きをしても、朝起きたときには30倍ぐらい細菌が増えてしまいます。そんな状態で朝食を摂れば、細菌を全部飲み込むことになってしまうとのことです。特に歯周病菌は、誤嚥性肺炎、動脈硬化、糖尿病の重症化などのリスクも高めますから、注意しなければいけません。