小学校歯科検診 1年・3年・5年生
2022年05月13日
先日、西寺尾第二小学校で1年・3年・5年生の歯科検診を行ってきました。
前回の2年・4年・6年生の時は虫歯のある子はクラスに一人くらいしかいなく、良い傾向と嬉しかったのですが、
今回はなんと1年生で、虫歯が6本あった生徒さんがおりました。とても残念です。
よく、仕上げ磨きは何歳まですればよいですか?と質問されますが、目安として小学校卒業、8歳くらいまでとお伝えしています。
乳歯と永久歯が混在しているお口の中は歯磨きがとても難しいので、是非、仕上げ磨きを行っていただきたいと思います。
歯科検診で見ていることは、歯のだけではありません。お子さんの生活環境もお口の中に現れます。
「口腔崩壊」は育つ環境にも大きく関与していて、親御さんの経済的困窮や、病院に行く時間がない、子ども虐待の一つであるネグレクト(育児放棄)が強く疑われるケースもあります。
全てではありませんが、児童虐待の早期発見や子どもの保護に取り組み、児童虐待の発生予防・子育て支援に取り組むことにつなげたいと思います。