インプラントマスターコース
2020年10月20日
皆川アカデミークラブのインプラントマスターコース10月の回に参加しました。
当日の資料の一部を引用します。
こちらの画像ですが、みなさんはaとbの線の長さを比べてどう感じますか?
線の長さが違うように見える方が多いと思いますが、実は、この線の長さは同じなんです。
このように目の錯覚により同じものでも違うように見えることが分かります。
手術中も目の錯覚が起こる場合があり、
十分に気を付けないと事故が起きる危険性があるということを示しています。
感覚のみでインプラントの手術を行うことは危険ということです。
当院では、コンピューター上で安全な位置に埋入できるよう設計したガイドを
手術時に必ず使用しています。それにより安全で確実なインプラントの手術が望めます。
また歯を抜くと骨の高さや幅は減ってしまう為、(上図参照)
骨の移植が必要になる可能性が出てきます。
ただ、骨が減ってしまった場合でも骨の移植をすることで
インプラント治療を受けられる可能性があり、インプラントの適応は広がっています。
骨が減っている状態でも移植をすればインプラント治療を
受けられる場合も多いのであきらめずにぜひご相談ください。
使用する骨の材料に関してもいろいろ種類があるので、
それぞれの材料について学ぶことが出来ました。