エクストリュージョン、クラウンレングスニング
2019年06月26日
歯ぐきの下に埋まってしまっていた歯に、
エクストリュージョン・クラウンレングスニングをした症例です。
70代 女性 治療回数15回
費用 エクストリュージョン(クラウンレングスニング含む) ¥100,000-(税別)
ジルコニアビルドクラウン ¥120,000-(税別)
〈担当の糸日谷先生からのコメント〉
エクストリュージョンとは、虫歯などの進行により歯が歯茎の下にある場合に、
部分的な矯正装置を装着し、歯を引っ張り上げる手法のことです。
また、歯根を引っ張り上げると歯根のまわりの歯肉も一緒に盛り上がってしまうので
外科処置をして余分な歯肉をきれいにしました。(クラウンレングスニング)
その後、オールセラミックのかぶせものを作りました。
エクストリュージョンのリスクは、痛みが出たり歯が揺れる可能性があることです。
クラウンレングスニングは、痛みやしみる可能性があります。
処置前の写真とレントゲンです。
歯肉の中に歯が埋まってしまっているのがわかります。
矯正装置を装着した状態です。
審美面も考慮して装置の製作をしていきます。
外科処置(クラウンレングスニング)の様子
仮歯で歯ぐきの調整を行い、歯の色を確認をしているところです。
歯茎を整える処置をした後は歯茎が落ち着くまで少し待つ時間があります。
患者さんとしては早く最終的な被せ物を入れたいと思いますが、
ここで焦って被せ物を入れると綺麗に仕上がらないことがあります。
見た目も含め、綺麗に仕上がりました。
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