セラミッククラウン
2020年11月30日
入れ歯のバネがかかる歯の虫歯を除去し
セラミッククラウンで補綴した症例です。
40代 男性 治療回数2回
費用 ジルコニアセラミッククラウン ¥80,000- (税別)
〈担当の岩科先生からのコメント〉
右下7番の虫歯が深く、神経を取る処置を行いました。

神経を取った後は歯の強度が下がるので基本的には被せ物をします。
手前の歯は欠損しており、今後ここには入れ歯が入る予定です。
右下7番にはジルコニアクラウンを希望されたので、
入れ歯のバネがかかるスペースを考慮したクラウンを作製しました。
欠損側にレストと呼ばれる入れ歯のバネをのせるための凹みが付与されています。
ジルコニアのメリットは強度があり、審美的にも優れていることです。
デメリットは色調が単調になり、非常に硬いので対合に摩耗を引き起こすことがあります。

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セラミックインレーブリッジ
2020年11月20日
インレータイプのブリッジで欠損部を補った症例です。
40代 女性 治療回数 3回
費用 ジルコニアインレーブリッジ ¥240,000- 税別
<担当の石崎先生からのコメント>
削らないブリッジが希望で来院された患者様でしたが、
歯列不正と、噛み合わせの歯が本来の位置より突出してしまっており
ブリッジのスペースがほとんどなかったため、
インレー(詰め物)タイプのブリッジで対応した症例です。
初診時に模型を作成し技工士と設計をした結果、
ブリッジのスペースを確保しポンティック(ブリッジのダミー部)への咬合力を軽減するためには、
噛み合わせの歯をかなり削る必要があり、便宜的に神経をとる必要があると診断しました。
そのため噛み合わせの歯の削合を最小限にし神経の処置をしないためには、
ポンティックで咬合負担できるインレーブリッジが最善と判断し、治療を行いました。
材料も硬いジルコニアを使用して強度を確保していますが、
欠点として歯の色より透明感がないため、よく見ると色の境界線ができています

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セラミックインレー、クラウン
2020年11月16日
古くなっていた補綴をセラミックにやり替えた症例です。
60代 女性 治療回数 6回
費用 セラミックインレー 小臼歯 1歯¥50,000-
セラミッククラウン ¥80,000- 根管治療 ¥85,000-
〈担当の石崎先生からのコメント〉
古くなっていた詰め物をオールセラミックに変えました。
右上一番奥の歯はクラウン(被せ物)、その一つ手前の歯はインレー(詰め物)です。
金属を一切使用していない材質のため、金属アレルギーの心配がありません。
リスクとしては非常に強く噛んでしまった場合割れる可能性があります。
また、右上6番目の歯に関しては、根に細菌感染が認められたため根管治療を行いました。
自由診療での根管治療は、マイクロスコープを使用し、器具等も大学病院レベルのものをそろえ、
大学病院からきている専門の歯科医師が根の治療を担当します。


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セラミッククラウン
2020年11月15日
適合の悪い被せ物をやり替えた症例です。
30代 女性 治療回数3回
費用 ジルコニアビルドクラウン 1歯 ¥120,000- 2歯分(税別)
〈担当の上村先生からのコメント〉
適合のよくない前歯の被せ物をやり変えました。
ジルコニアビルドクラウンは、天然の歯にとても近い透明感や色調などを出すことができるので
審美性を重視される方におすすめです。
オールセラミック治療のリスクとして、非常に強く噛んでしまった場合割れる可能性があります。

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セラミッククラウン
2020年11月2日
上の前歯3本の被せ物をセラミックに変えて欲しいとの
ご相談を受けe-maxクラウンを作成した症例です。
50代 女性
費用 セラミッククラウン(e-max) ¥240,000- 1歯¥80,000×3本分 税別
〈担当の岩科先生からのコメント〉
元々入っていた被せ物は、キワの部分の適合が悪く黒さが目立っており
歯肉との調和が取れていませんでした。歯の先端のラインも天然歯と比べると
不揃いなのが分かります。形態的にも調和が取れていない状態です。

入っていた保険の被せ物はレジン前装冠と呼ばれる裏打ちが金属の被せ物でした。
この被せ物は金属色を隠すために不自然な白さになってしまうことや
キワの部分に金属の黒みが出てしまうことがデメリットとなります。

レントゲンにて土台の歯の状態を確認したところ
メタルコアと呼ばれる金属の支柱が入っていることがわかりました。
メタルコアは歯と比べると非常に硬く歯根破折の原因になります。
近年では柔らかいファイバー製のコアを使うことが推奨されています。
この患者様もメタルコアを除去しファイバーコアに交換しました。

メタルコア除去はダブルドライバーテクニックと言った手法を用いました。
メタルコアに切り込みを入れ2本のドライバーで
回転を加えることでメタルコアを引き抜く手法です。
短時間で歯にかかる負担も少なく非常に歯根に優しい方法です。

3本共に虫歯は全て除去しファイバーコアに交換しました。
e-maxクラウンに合わせて歯牙を形成したところです。
マージンと呼ばれる被せ物と歯質の境目を歯茎のラインより0.5㎜下になるようにしました。
そうすることで境目が目立たなくなり審美性が良くなります。

仮歯を入れている時の写真です。型取り前、型取り後の期間に使用しました。
元々入っていた被せ物をもとに自分が作成しました。
歯肉を押し広げる効果もあるので型取りもセットも非常にやり易くなります。

e-maxクラウンをセットした写真です。形態は周りの歯に馴染んでいますし
歯肉とも調和が取れています。色調も改善し患者様も喜ばれておりました。
デメリットとしては透明感を出しにくいことや、
強い負荷がかかると割れる可能性があることが挙げられます。


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