セラミックインレーブリッジ
2020年11月20日
インレータイプのブリッジで欠損部を補った症例です。
40代 女性 治療回数 3回
費用 ジルコニアインレーブリッジ ¥240,000- 税別
<担当の石崎先生からのコメント>
削らないブリッジが希望で来院された患者様でしたが、
歯列不正と、噛み合わせの歯が本来の位置より突出してしまっており
ブリッジのスペースがほとんどなかったため、
インレー(詰め物)タイプのブリッジで対応した症例です。
初診時に模型を作成し技工士と設計をした結果、
ブリッジのスペースを確保しポンティック(ブリッジのダミー部)への咬合力を軽減するためには、
噛み合わせの歯をかなり削る必要があり、便宜的に神経をとる必要があると診断しました。
そのため噛み合わせの歯の削合を最小限にし神経の処置をしないためには、
ポンティックで咬合負担できるインレーブリッジが最善と判断し、治療を行いました。
材料も硬いジルコニアを使用して強度を確保していますが、
欠点として歯の色より透明感がないため、よく見ると色の境界線ができています