部分矯正(マウスピース矯正)
2019年07月27日
前歯の真ん中の隙間を閉じるための治療(上唇小帯切除・マウスピースでの部分矯正)と、
ホワイトニングを行った症例です。
10代 女性 治療回数 7回
費用 上唇小帯切除 ¥20,000- 矯正¥200,000-
ホームホワイトニング¥25,000- (税別)
〈担当の渡邉院長からのコメント〉
他院で1度 矯正治療を終了されている患者様ですが、
前歯の真ん中の隙間が残ってしまったことが主訴でいらっしゃいました。
検査の結果、上唇小帯が前歯の間に入り込んでしまっていることが
原因で隙間がとじないということがわかりました。
(上唇小帯=上唇の裏側から上前歯への歯ぐきへとのびる筋)
そのため、矯正治療に伴い上唇小帯の切除を行いました。
メスを使って切開し、繊維を切断し縫合するのが従来の方法ですが、
今回はストリークレーザーを使用し、痛みなく小帯の繊維を蒸散させました。
レーザーによる処置は、治りも早く術後の痛みも少ないです。
↓ 術後の写真
また、上と下の前歯に隙間があることから、舌を前に押し出す癖(舌突出癖)があること、
それにより前歯がかんでいないことをご説明し、全体の矯正をおすすめしましたが
全体矯正はご希望されないとのことでしたので、
癖を治す練習(MFT)と前歯の歯並びの部分矯正を行うことになりました。
また、前医での矯正治療時、痛み等を感じたご経験から、
ワイヤーやブラケットを使用しない方法をご希望されたため、マウスピース矯正を行いました。
マウスピースを着用していた期間は約3か月です。
現在は、後戻り防止のため就寝時にマウスピースを着用していただいています。
自宅で行うホームホワイトニングも並行して行ったため、
前歯の隙間もなくなり、自然な白さも得られ全体的にとても綺麗になりました。
※Beforeの写真は、上唇小帯切除術前の写真のため血液が付着しています。