全顎的な治療
2019年12月16日
- 上前歯のブリッジのやり替え治療や、欠損部への治療など
全顎的に治療した症例です。
70代 女性 治療期間 約3年半
全体費用 ¥3,200,000- (税別)
(内訳 補綴 ¥1,980,000- 矯正¥200,000- 歯周病治療¥20,000-
インプラント¥800,000- 根管治療¥200,000-)
※そのほか、保険治療も行っております。
〈担当の渡邉院長のコメント〉
全体的な治療を行った患者様の症例です。
上の前歯のブリッジに動揺があるのと、色や形も気になるということで
他院に5年間通院されていらっしゃったそうですが、一向に改善しないため
ご家族のご紹介で当院に受診されました。
全体の検査をしたところ、左下と右下の6番目の歯の根が割れており
保存が難しい状態だったため抜歯をしました。
左下の奥歯に関してはすれちがいのかみ合わせになってしまい
そのままではスペースが足りず、補綴ができない状態でした。↓
そのため左下は部分矯正を行いブリッジで補綴治療をしました。
また、右下の奥にはインプラントを2本埋入しました。
(欠損部に対してインプラントの本数は最小限に抑えました。)
主訴である上前歯のブリッジに関しては、土台となっている歯が
歯周病によりグラグラしている状態でした。
土台の歯を全てすぐに抜いてしまうのは勿体ないですし、患者様の希望にもそぐわなかったため、
取り外し式のブリッジ治療(コーヌス)を行い、今ある歯を使えるだけ使うという治療を提案しました。
固定式にしてしまうと、今弱っている土台の歯が悪い状態になってしまった場合にブリッジを壊して歯を抜き、
新しいブリッジにやり替える必要があり大変なので、取り外し式のブリッジにしています。
取り外し式であれば、どこかの歯を抜くようになった場合でも
ブリッジを壊して新たに作製する必要がなく、修理してまた使用することができるのがメリットです。
取り外し式のブリッジを外した状態の写真です。↓
取り外し式 ブリッジの写真 ↓