レーザードックベストセメント
2021年06月30日
レーザードックベストセメントにて、
歯の削る量を最小限に、虫歯を治療した症例です。
30代 女性 治療回数 1回
費用 16,500円(税込)
〈担当の石崎先生からのコメント〉
レーザードックベストセメント治療は、限りなく歯を削らないでできる虫歯治療です。
虫歯菌に感染した歯質を少し取り除き、レーザーで残りの虫歯の箇所を殺菌します。
その上から再石灰化の働きを高め殺菌作用のある「ドックベストセメント」を塗布します。
殺菌作用が浸透する間 約半年経過を観察し、むし歯の進行が止まり菌がいなくなったことを確認します。
唾液が入らないようにラバーダムをかけての処置を行いました。
これを行うことで唾液に含まれる細菌から治療中の歯を守ってくれ、また治療の精度を上げることができます。
今回の症例の場合、従来の虫歯治療では赤線で示した場所まで削る必要があり、
強度のある銀歯(もしくは自由診療のセラミック)の詰め物を入れることになります。
しかしDBCの場合、削る歯は最小限のためプラスチックの詰め物で治療することができます。
保険の虫歯治療の場合では神経を抜く可能性が高いケースでも
レーザードックベストセメント治療は 歯の神経を残す可能性を高めます。
リスクは、場合によっては神経が失活してしまう可能性もあるということです。