小児矯正
2021年01月22日
永久歯が生え変わるまでの全体的な小児矯正(第1期矯正)を行った症例です。
12歳 女性 治療期間 約3年間
費用¥500,000- 税別
<担当の渡邉院長からのコメント>
上の歯並びは、左右とも前から2番目の歯が曲がっている状態でした。
また下の歯並びは、左下2番目の歯(永久歯)が歯列から外れてしまっています。
その隣の3番目の歯はまだ乳歯だったので、乳歯を抜歯して、
2番目の歯を中に入れるよう矯正を行いました。
これを放置し、3番目の乳歯がそのままの位置で永久歯に生え変わってしまうと
歯並びを治すには抜歯する必要が出てくるので、このタイミングで行うことで
抜歯の必要がなく負担の少ない矯正治療になります。
上の歯のでこぼこしてしまっている箇所や、
下の前歯の1本だけ外れて生えてしまっている箇所の矯正等を行うために、
歯列を拡大する装置を使用し矯正を行いました。
生え変わりの関係で小学校3年生前後位が矯正を開始するのに適しており、
この患者様も、小学校3年生から治療をスタートしています。
お子様の歯並びに心配がある場合、上下とも前から2番目までの永久歯が生えそろった時までには
矯正の相談等をお受けになることをおすすめいたします。
下の歯は、まだでこぼこしている部分がありますが、
歯列に収まってはいるので、成人矯正に移行すれば
抜歯の必要が無く治療ができます。
事前に歯を並べておくことがとても大切です。
※引き続き第2期矯正(成人矯正)が必要な場合や希望される場合は、
当院では第2期矯正の費用から第1期矯正を引いた差額分の費用で
治療を行っております。