部分入れ歯(ノンクラスプデンチャー)
2019年07月20日
右上奥に、金具のバネない部分入れ歯(ノンクラスプデンチャー)を製作した症例です。
60代 女性 治療回数5回
費用 ¥120,000-(税別)
〈担当の糸日谷先生からのコメント〉
一般的な部分入れ歯は、金属のバネを歯にひっかけ入れ歯を固定しますので、
どうしても笑ったりしたときなどに金具が見えてしまうことがあります。
しかし、そのバネの部分を歯肉と同じ色の樹脂で作成することで、見た目が大幅に改善されます。
ノンクラスプデンチャーは、外側に金属を使用しないため入れ歯が目立ちにくいです。
リスクとしては、バネがかかる歯の自浄性が下がるため虫歯の危険性があがることです。
今回は、噛む面に入れ歯が沈み込みすぎないようにするために
金属の金具を使用していますが、目立たないように配慮して製作しております。
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部分矯正(反対咬合)
2019年07月18日
右上の歯が下の歯より内側に入ってしまっているのを、
部分的に矯正した症例です。
40代 女性 治療回数 7回
費用 ¥300,000-(税別)
<担当の渡邉院長からのコメント>
咬んだ時に右上が先に当たってしまうのが気になるということが主訴の患者様です。
(どこか特定の場所が、咬んだ時に先に当たったり、強く当たってしまうことを早期接触と言います。)
本来、下の歯よりも上の歯が前にかぶさるような状態が理想的なのですが、
右上の歯よりも下の歯が前方になってしまっていました。
右上の歯が内側に入ってしまっていることが原因で、
下顎が右側にずれてかんでしまっているため、正中もずれていました。
部分矯正により、右上のかみ合わせと正中のずれが治りました。
今回はご本人のご希望により、右上の歯のかみ合わせと、顎の位置を正常な位置に戻す治療のみを行ったため、
全体的な見た目を治した訳ではありませんが、患者様の気になる早期接触と右側の反対咬合は改善されました。
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エクストリュージョン、クラウンレングスニング
2019年06月26日
歯ぐきの下に埋まってしまっていた歯に、
エクストリュージョン・クラウンレングスニングをした症例です。
70代 女性 治療回数15回
費用 エクストリュージョン(クラウンレングスニング含む) ¥100,000-(税別)
ジルコニアビルドクラウン ¥120,000-(税別)
〈担当の糸日谷先生からのコメント〉
エクストリュージョンとは、虫歯などの進行により歯が歯茎の下にある場合に、
部分的な矯正装置を装着し、歯を引っ張り上げる手法のことです。
また、歯根を引っ張り上げると歯根のまわりの歯肉も一緒に盛り上がってしまうので
外科処置をして余分な歯肉をきれいにしました。(クラウンレングスニング)
その後、オールセラミックのかぶせものを作りました。
エクストリュージョンのリスクは、痛みが出たり歯が揺れる可能性があることです。
クラウンレングスニングは、痛みやしみる可能性があります。
処置前の写真とレントゲンです。
歯肉の中に歯が埋まってしまっているのがわかります。
矯正装置を装着した状態です。
審美面も考慮して装置の製作をしていきます。
外科処置(クラウンレングスニング)の様子
仮歯で歯ぐきの調整を行い、歯の色を確認をしているところです。
歯茎を整える処置をした後は歯茎が落ち着くまで少し待つ時間があります。
患者さんとしては早く最終的な被せ物を入れたいと思いますが、
ここで焦って被せ物を入れると綺麗に仕上がらないことがあります。
見た目も含め、綺麗に仕上がりました。
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小児矯正(開窓牽引)
2019年06月19日
顎の骨の中で向きが曲がってしまっていた永久歯を
正しい向きに戻し、引っ張り上げる矯正を行った症例です。
12歳 男性 治療回数 12回 月に1度の来院(1年間)
費用 ¥400,000-(税別)
永久歯が生え変わるまでの全体的な第1期矯正を行っています。
<担当の渡邉院長のコメント>
レントゲン写真を撮ったところ、左上4番目の永久歯に5番目の永久歯が
骨の中でぶつかってしまっていることがわかりました。
このままでは5番目の乳歯がいつまでも抜けることは無く、また
5番の永久歯が4番の永久歯を押して攻撃してしまいますので
乳歯を抜歯し、矯正治療を行いました。
矯正前と後のレントゲンの写真です。
(前がSirona社の機械、後がKavo社の機械なので写りが違っています)
矯正前のレントゲンを見てもらうと、5番の永久歯の向きが本来向いているはずの下向きではなく、
4番の永久歯の方を向いてしまっているのがわかるかと思います。
Before
After
矯正中の様子です。
4番目の歯をバネの力で手前に動かし、5番目の歯が生えるためのスペースを作りつつ、
5番目の歯を後ろ側に引っ張り、
奥歯は動かないように固定をしています。
早い段階で対応ができたので、正しい位置に萌出させることができました。
(萌出=歯が生えること)
※引き続き第2期矯正(成人矯正)が必要な場合や希望される場合は、
当院では第2期矯正の費用から第1期矯正を引いた差額分の費用で
治療を行っております。
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小児矯正(反対咬合)
2019年05月29日
反対咬合のかみあわせを矯正した症例です。
(反対咬合=上の歯よりも下の歯が外側に出た状態。受け口。)
9歳 男性 治療回数 6回 月に1度の来院(半年間)
※患者様の装置の使用頻度によって治療期間には差があります
費用 ¥400,000-(税別)
反対咬合の矯正だけでなく、永久歯が生え変わるまでの
全体的な第1期矯正を行っています。
<担当の渡邉院長のコメント>
小児の矯正ですが、9歳なのですでに前歯は大人の歯の状態でした。
今回は永久歯に対する反対咬合の治療症例です。
反対咬合を治すためにこのような装置を装着してもらいます。
この装置は「アクチバトール」といって、取り外し式のもので
患者様ご自身に取り外しをしてもらいます。
基本的にはご自宅にいる間だけのご使用となります。
装置を付けている間は、咬んだ時に上の歯に対して前方に力が加わるよう調整されています。
下の歯は、針金でおさえられるので、一緒に押されることはありません。
装置使用から半年で反対咬合が正常に治りました。
患者様がどのくらいの時間 装置を付けられるかによって、治療期間には大きく差があります。
Before
After
※引き続き第2期矯正(成人矯正)が必要な場合や希望される場合は、
当院では第2期矯正の費用から第1期矯正を引いた差額分の費用で
治療を行っております。
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ホワイトニング、根管治療、セラミッククラウン
2019年05月25日
右上の前歯、神経が死んでしまっていたところを根管治療し、
ホワイトニングを行い、セラミック(ジルコニア)クラウンをかぶせた症例です。
30代 女性 治療回数8回
費用 ポリリン酸ホワイトニング3回コース ¥40,000-(税別)
自費根管治療 ¥70,000-(税別)
ジルコニアビルドクラウン ¥120,000-(税別)
<担当の糸日谷先生からのコメント>
右上1番手前の前歯の神経が死んでいたため、根の治療を行い被せ物を製作しました。
自由診療での根管治療は、マイクロスコープを使用し、器具等も大学病院レベルのものをそろえ、
大学病院からきている専門医が根の治療を担当します。
またホワイトニングを行なってから、被せものを新しくしました。
全体的に歯も白くなり、自分の歯の色調に合わせた綺麗なセラミックの被せ物を入れることができました。
ホワイトニングのリスクとしては、治療中にまれにしみることがあります。
セラミックは、過度な衝撃が加わると割れる可能性があります。
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インプラント、遊離歯肉移植術
2019年05月23日
インプラントと遊離歯肉移植術を行った症例です。
50代 女性 治療回数15回(インプラント手術~被せ物まで含め)
費用 インプラント¥800,000- (1本¥400,000-) 税別
遊離歯肉移植¥50,000-(税別)
<担当の上村先生からのコメント>
歯を失ってしまった部位にインプラント治療を行い歯を作りました。
また、歯と共に付着歯肉も失われていたため、遊離歯肉移植術も行いました。
↓ 欠損部を上からみた写真
付着歯肉が失われてしまうと歯磨きがしにくく汚れがたまりやすくなります。
せっかくインプラント治療をしても良い状態を保つことが難しくなります。
(付着歯肉=歯や歯槽骨にしっかりと付着している非可動性の歯肉。
遊離歯肉=歯や歯槽骨に付着しておらず、頬などが動くと一緒に動く歯肉。)
↓ 手術直後の写真
↓ 術後の写真。歯肉は回復し、インプラントもしっかり骨と固定されました。
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コンポジットレジン
2019年04月22日
古くなった詰め物とむし歯を除去し、コンポジットレジンでの治療をした症例です。
20代 男性 治療回数1回
費用 ¥30,000-(税抜)虫歯の大きさによって費用は変わります。
<担当の上村先生からのコメント>
古くなった詰め物の周りが虫歯になったので、
悪い部分をとり新しい樹脂の材料(コンポジットレジン)で詰め直しています。
周りの歯にあわせて形をつくり、色をつけ自然な歯を再現しました。
この方法では型取りをしないので1回で治療がおわり、削る量も最小で済みます。
コンポジットレジンは保険内でもできますが、保険のものですと材料が指定されています。
自由診療ですと材料の制約がないため、
強度や色・形などの治療の質を上げることができます。
リスクとしてはセラミックと比べると強度が低く、摩耗や変色がしやすいということです。
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セラミックインレー
2019年04月16日
古くなっていた下の歯6本の銀の詰め物を
セラミックにやり替えた症例です。
30代 女性 治療回数 6回
費用 ¥50,000-×2本(小臼歯部)税別
¥60,000-×4本(大臼歯部)税別
〈担当の糸日谷先生からのコメント〉
奥歯にあった銀歯を全て白い詰め物(セラミック)にしました。
古い銀歯の下にはレントゲンに写りにくい虫歯もありました。
お口を開けた時の印象が、銀歯を無くすととても変わります。
リスクとしては、過度な衝撃が加わると割れる可能性があることです。
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CGF・インプラント
2019年04月11日
歯根破折した左上前歯を抜歯し、CGFを行った後に
インプラント治療を行った症例です。
50代 女性
CGFの治療回数 1回 期間 6か月(術後、骨が再生する待ち時間)
費用 ¥50,000-(税別)
(インプラント治療の費用は別途 ¥400,000-)
〈担当の渡邉院長からのコメント〉
根が割れてしまっている歯を抜歯し、CGFを行いました。
CGFとは、患者様の血液を加工し、治癒を促す成分をゲル状に固めたものを利用して、
骨を再生したり、手術部の治癒を早めたりすることができる再生医療です。
↑ 歯の根っこににひびが入っており、
このヒビにそってばい菌が入り、骨を溶かしています。
本来であれば骨が覆っているはずの部分の歯が露出しています。
↑ 抜歯後、上から見ると、唇側の骨がないのがわかります。
↑ 採血をし、遠心分離してCGFを作製します。
血液が左図のようになります。
その後、抜歯窩にCGFを充填します。
また、材料がこぼれないようにと、感染を防ぐために、
シトプラスト( ↓ )というメンブレンを入れました。
その後、失われてしまっていた骨が再生されたことで、
インプラント治療を行うことができました。
〈CGFを行うメリット〉
インプラントをするために骨が必要な場所に入れることで骨の再生を促します。
また、抜歯後の痛みや腫れを抑えることができ、患者様ご本人の血液から作製されるため
感染症やアレルギーの心配がありません。
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