レーザー治療
2020年08月20日
左下の2番目の歯にできていたサイナストラクトが
レーザー治療により改善した症例です。
40代 男性 治療回数 1回 費用 ¥70,000-(税別)
〈担当の渡邉院長からのコメント〉
左下2番目の歯が折れて、他院で折れた歯を接着したが
歯ぐきが腫れているという主訴の患者様でした。
確認したところ、サイナストラクトができている状態でした。
(サイナストラクト=顎骨内に膿がたまり、
その膿を体が排出しようとしてできる穴のこと)
歯の折れている箇所に細菌が侵入したことが原因と考えれらます。
歯が折れているため、本来は根を矯正力で引っ張って(エクストリュージョン)
その後被せ物を装着する必要がありましたが、
患者様の自分の歯を使った治療で一日でも長く持たせてほしいというご希望により
レーザー治療を行いました。
両脇についている接着剤をとると深い場所で歯が折れてしまっていることが分かりました。
↓ 折れた歯の周りにレーザーを照射し、歯肉を蒸散させ、
細菌を除去した状態の写真です。
折れた歯の歯冠部をよく洗浄しました。
その後 隙間の無いように接着剤で接着しています。
1週間後の様子です。レーザーで処置をしたため傷もありません。
痛み止めなど服用する必要もなかったとのことでした。
レーザーの処置を行ったのは2016年なのですが、
先日検診にいらっしゃた際に拝見したところ経過良好でした。
一度もとれることなく歯肉の腫れもない状態をキープしています。
ここまで深い場所での破折だと本来は被せ物にすることが望ましい状態でしたが、
部位が下の前歯であまり強く噛むところではないということと、
患者様が日常での噛み方など意識されていることから
現在でも問題なく保っているということが推測されます。
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セラミックインレー
2020年07月31日
古くなった金属の詰め物を外し、メタルフリーの材料にて治療した症例です。
30代 女性 治療回数 2回
費用 e-maxインレー 大臼歯¥60,000- 小臼歯¥50,000-(税別)
<担当の石崎先生からのコメント>
右上の古くなっていた金属の詰め物をオールセラミックに変えました。
(一番手前の小さい銀歯に関してはコンポジットレジン(プラスチック)で対応しています。)
オールセラミックは金属を一切使用していない材質のため、金属アレルギーの心配がありません。
劣化もしにくい為、隙間ができにくく2次的な虫歯になりづらい素材です。
オールセラミック治療のリスクとして、非常に強く噛んでしまった場合割れる可能性があります。
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エクストリュージョン
2020年07月30日
割れている歯に対してエクストリュージョンでの保存を試みた症例です。
30代 女性 治療期間約 6か月
費用 エクストリュージョン ¥100,000-
セラミッククラウン ¥80,000-(税別)
〈上村先生からのコメント〉
右下の奥歯が縦に割れていました。青で染めている箇所が破折線です。
通常抜歯になるのですが残したいとの希望が強くあったので割れてしまった破片を取り除き、
残った歯にエクストリュージョンを行い、歯茎の形を整えセラミックの被せ物を装着しました。
エクストリュージョンとは、虫歯などの進行により歯が歯茎の下にある場合に、
部分的な矯正装置を装着し、歯を引っ張り上げる手法です。
エクストリュージョンのリスクは、痛みが出たり歯が揺れる可能性があることです。
エクストリュージョン装置をセットした後の写真です。
セラミッククラウン装着、治療終了後の写真 ↓
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自家歯牙移植
2020年07月29日
保存不可能な右下の奥歯を抜歯し、親知らずを移植した症例です。
30代 男性 治療期間 約9か月間
費用 ¥300,000-(税別)
費用の中には、手術費・専門ドクターによる精密的な根管治療費・
土台・被せもの(オールセラミック)が含まれています。
〈担当の渡邉院長からのコメント〉
大きな虫歯により歯が折れ保存不可能な歯を抜歯して、親知らずを移植しました。
他の歯に負担をかけず、違和感も少なく、自然な歯の機能を生かせるという特徴があります。
↓ 手術の様子
現在は定期健診で通院頂いています。
術後6年経過しており、現在7年目ですが、
臨床症状もなく、経過は良好です。
自家歯牙移植のリスクとしては、移植した歯が定着しない可能性があること、
また外科手術を伴うので、腫れたり痛みが出る場合があることです。
自家歯牙移植については下記のリンクもご覧ください。
https://www.suzukishika.net/transplantation/
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エクストリュージョン、自家歯牙移植
2020年06月30日
保存が難しい歯に対してエクストリュージョンや、
自家歯牙移植を行った症例です。
30代 女性 治療期間 約1年間
費用 自家歯牙移植 ¥300,000-(税別)
エクストルージョン ¥26,5000- ×2歯(補綴まで含む、税別)
〈担当の上村先生からのコメント〉
右上2 、左下6、 右下6が虫歯が大きく抜歯が必要な状態でした。
なるべく自分の歯を残したいとの希望だったので右上2と右下6は
エクストルージョンで健康な歯を歯茎のうえに出しました。
エクストリュージョンとは、虫歯などの進行により歯が歯茎の下にある場合に、
部分的な矯正装置を装着し、歯を引っ張り上げる手法のことです。
右上2番エクストリュージョン
右下6 エクストリュージョン
左下6には、親知らずを移植しました。
自家歯牙移植では、他の歯に負担をかけず、違和感も少なく、
自然な歯の機能を生かせるという特徴があります。
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セラミックインレー
2020年06月24日
古くなった金属の詰め物を外し、メタルフリーの材料にて治療した症例です。
30代 女性 治療回数 2回
費用 e-maxインレー ¥60,000- (税別)
<担当の石崎先生からのコメント>
古くなっていた金属の詰め物をオールセラミックに変えました。
金属を一切使用していない材質のため、金属アレルギーの心配がありません。
劣化もしにくい為、隙間ができにくく2次的な虫歯になりづらい素材です。
オールセラミック治療のリスクとして、非常に強く噛んでしまった場合割れる可能性があります。
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小児矯正(反対咬合)
2020年06月23日
反対咬合のかみあわせを矯正した症例です。
(反対咬合=上の歯よりも下の歯が外側に出た状態。受け口。)
2症例 紹介します。
① 9歳 男性 治療期間 約7か月(治療継続中)
費用 ¥500,000-(税別)
反対咬合の矯正だけでなく、永久歯が生え変わるまでの
全体的な第1期矯正を行っています。
〈担当の渡邉院長のコメント〉
反対咬合を治すためにこのような装置を装着してもらいました。
この装置は「エキスパンジョン」と言って、歯列の幅を広げたり
前歯を動かす取り外し式の装置です。
※現在は下の歯の矯正の為固定式の装置を装着しています。
② 10歳 男性 治療期間 約1年(治療継続中)
※患者様の装置の使用頻度によって治療期間には差があります
費用 ¥500,000-(税別)
反対咬合の矯正だけでなく、永久歯が生え変わるまでの
全体的な第1期矯正を行っています。
〈担当の渡邉院長のコメント〉
先ほどの症例と同様に、まずは
エキスパンジョン(取り外し式の矯正装置)を使用してもらいました。
また、この方の場合は、歯列の幅を広げたあと 上の前歯を
前方に出す必要があったので、「アクチバトール」という装置も使用していただきました。
装置を付けている間は、咬んだ時に上の歯に対して前方に力が加わるよう調整されています。
下の歯は、針金でおさえられるので、一緒に押されることはありません。
2症例ともに、このような装置を使用した矯正は、
学校へ無理をして つけていってもらうということはありませんが、
ご自宅などで患者様がどのくらいの時間 装置を付けられるかによって、
治療期間に大きく差があります。
※引き続き第2期矯正(成人矯正)が必要な場合や希望される場合は、
当院では第2期矯正の費用から第1期矯正を引いた差額分の費用で
治療を行っております。
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自家歯牙移植、他
2020年06月20日
親知らずの移植や、必要箇所への根管治療、全体的なセラミック補綴、
ホームホワイトニングなど行った症例です。
40代 男性 治療期間 約1年半
全体費用 ¥1,060,000-(税別)
(内訳 自家歯牙移植¥300,000- セラミック補綴¥600,000-
根管治療¥120,000-、ポリリン酸ホワイトニング¥40,000-)
※ そのほか保険治療も行っております。
〈担当の渡邉院長からのコメント〉
割れてしまった右下7番目の歯を抜歯し、右下の親知らずを移植しました。
自家歯牙移植では、他の歯に負担をかけず、違和感も少なく、
自然な歯の機能を生かせるという特徴があります。
右下7番抜歯後、右下の親知らずには矯正装置をつけて
抜歯しやすくするための準備矯正を行いました。
自家歯牙移植手術の様子 ↓
他にも、根の治療が必要な箇所にマイクロスコープを用いた精密的な専門ドクターでの根管治療、
古くなった銀歯の補綴を全体的にオールセラミックにやり替え、
歯質強化も兼ね備えたポリリン酸ホワイトニングも行いました。
移植した歯もしっかり定着し、全体的に綺麗な状態になりました。
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歯冠長延長術、ジルコニアクラウン
2020年05月31日
上の前歯の歯茎の形を整え、セラミックをかぶせ直した症例です。
42歳 女性 治療回数 15回
費用 歯冠延長術 ¥50,000-
ジルコニアビルドクラウン ¥120,000 – ✖️ 5本分 (税別)
<担当の上村先生からのコメント>
歯茎の形を整えて(歯冠長延長術)、差し歯をジルコニアビルドクラウンにやりかえました。
術前に、模型で最終的な形を患者様と相談しながら決めていきました。
その後決まった形にあわせ、歯茎の位置や歯の形を実際に作っています。
リスクは、術後に腫れたり痛みが出る可能性があることです。
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ジルコニアブリッジ
2020年05月28日
左上の奥歯にジルコニアブリッジ治療を行った症例です。
53歳 女性 治療回数8回
費用 ¥220,000-(税別)
〈担当の石崎先生からのコメント〉
左上5番 抜歯のため456でブリッジを行なった症例です。
本来ブリッジの支台歯は補強のためクラウン(被せもの)で行うのが一般的ですが、
残っている歯をなるべく残すインレー(詰めもの)の形で行いました。
従来の銀歯やセラミックの材料では強度が足りないため
このような形のブリッジは行えませんでしたが、
ジルコニアという新しい材料を使うことで可能になりました。
欠点として、ジルコニアの中でも特に強度の強いものを使用したため、
少し透明感のない仕上がりになります。
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