顎関節症
2014年09月5日
みなさんおはようございます。
衛生士の横山です。
朝夕 すっかり 涼しくなり 夏の終りを告げる蝉の声と 秋のはじまりを奏でるスズムシの合唱を聞きながら通勤しています。
さて。今日は顎関節症のお話です。
顎関節症の特徴は 口を開ける 食物を噛むという動作をすると 顎の関節や筋肉が痛み口が大きく開けられなくなったり 耳の穴の前で
「カクン」などと音がするのも典型的症状の一つです。
原因は 関節が弱い 噛み合わせ不良 歯ぎしり 精神的ストレスなどによる色々な原因がありどれかが解消されれば症状が治まり 多くの人は軽傷で自然治癒するそうです。
しかし 最近の研究で顎関節症の発症に深くかかわっている主な因子は 「歯の接触」であることがわかってきたそうです。
顎の痛みを伴う患者さんの8割ににみられる癖(TCHという)だそうです。
実は人は何もしていない時上下の歯は接触しておらず トータルで20分以下の接触であれば問題ありませんが 毎日何時間も触れている場合は意識して離す「行動療法」が有効だそう。
仕事でのPC作業や考え事のさい 歯を接触させているだけで筋肉は疲労するのでなるべく離す努力を続けると歯のトラブルはかなり抑えられます。
TCHを克服して美味しいものを沢山食べましょう。