知覚過敏と歯ぎしり
2024年04月2日
寒さもようやく過ぎて、桜も満開の時期になってきましたね。週末にはお花見をするのも良さそうです。
今回は知覚過敏と歯ぎしりについてお伝えしたいと思います。
飲食や歯磨きの際に歯がしみて辛い知覚過敏の症状を訴える方は多いです。この知覚過敏の原因の1つが歯ぎしりにある事はあまり知られていません。
なぜ歯ぎしりが知覚過敏の原因になるのかというと、主に以下の3つの理由があります。
1. 歯ぎしりによって歯茎がさがってしまい、しみやすい歯の根が露出してしまう
2.歯ぎしりによって歯と歯茎の際が削れ(楔状欠損といいます)、その部分がしみてしまう
3.歯ぎしりによる過負荷が歯の神経そのものを過敏にしてしまう
知覚過敏の治療としては、薬剤の塗布・削れた部分を詰め物で埋める、などがありますが、歯ぎしりが原因で知覚過敏になっていると思われる場合は当然、歯ぎしりを治さない限り知覚過敏も治りません。
歯ぎしりを直接治す事はできなくても、『マウスピース』という歯をカバーする器具を使用し、歯ぎしりによるエナメル質、歯周組織の破壊を防ぐ事ができます。
マウスピースは保険で作ることが出来ますので、知覚過敏にお悩みの方はお気軽にスタッフにご相談くださいね。