ラジオ 第9回目放送
2019年03月4日
3月4日(日)に、渡邉院長が出演するFMヨコハマのラジオコーナー
「Teeth white presents Dental message」第9回目が放送されました!
今回は、「食事のとり方と歯磨きのタイミング」についてのお話でした。
・食事のとり方について
ポイント「食べていない時間を長くするという意識をすること」
唾液は、平常時は中性なのですが、お口の中に食べ物が入ると数分で唾液が酸性に変わります。
酸性になった唾液は、食べ物だけを特定して溶かす訳ではないため、歯も一緒に溶かしてしまいます。
ただ、酸性の状態がずっと続くわけではなく、食事が終わってから40分位時間がたつと、
唾液が酸性からアルカリ性に代わり、歯の成分であるカルシウムやリン等を出すので、
溶かされた歯を修復してくれます。このことを「再石灰化」といいます
この歯を修復する再石灰化の時間を長くもつことが大切です。
こまめに何かを食べていると酸性の時間が長くなり歯を溶かしてしまいやすくなります。
「量」ではなく、間食の「回数」が多いと歯に良くないという意識を
もっていただきたいのと、だらだら食いは控えた方がいいでしょう。
・歯磨きのタイミングについて
ポイント「食後40分後位に磨くこと」
食後すぐは唾液が酸性でものが溶けやすい状態ですので、おすすめしません。
食後40分後くらいで、唾液がアルカリ性になり、口の中の環境が良くなりますので、
そのタイミングで歯を磨くといいでしょう。
40分も待てないといった場合もあると思いますが、
1日1回は、しっかり磨くことができていれば大丈夫ですので、
できる環境下で、臨機応変にやっていただくといいと思います。
次回の放送は、3月10日(日)17:45~です。
「歯周病とは何か」についてお話しする予定です。
実際の放送では、もっとたくさんの情報をお話ししているので
お時間ある方はぜひお聞きになってください。
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