金属アレルギー体質の方は要注意です!
2014年04月21日
こんにちは受付の小森です。
やっと春が来たかと思えばもう桜も散りあっという間に夏がやって来そうですね。
今日は歯科治療における金属アレルギーについてお話ししたいと思います。
歯科治療ではさまざまな金属が使われていますが、これらの金属によって引き起こされるアレルギーもあるのはご存知ですか?
アレルギーとは体の拒否反応のことです。
では簡単にそのメカニズムを紹介します。
まず特定の金属イオンが体内に入り込み『抗原抗体反応』が起こります。
例えばピアスや指輪をしていて、汗で溶けた金属イオンが入り込む場合もありますし、
歯の詰め物の金属イオンが体内に入る事もあります。
その抗体が体の中にあるとその後、また同じ金属イオンが入ってきた時に体が排除しようとします。
その反応が金属アレルギーというわけです。
症状も人によってさまざまですが、皮膚に発疹ができる、手や足の皮がむける、
皮膚がただれたり、化膿を起こすということもあります。
歯科治療ではさまざまな金属を使います。いずれも、金属アレルギーの原因になりうるものです。
なので、金属アレルギーを予防するには歯科治療をする前に皮膚科に行って、
パッチテストをやってもらうことをお勧めします。
あらかじめ分かっていれば、その金属を使わずに治療することが出来ます!
口の中で使用する金属は長期間毎日使うものですから、
自分に合った金属について先生とよく相談して決めることが大切です!