ミュータンス菌の母子感染
2024年03月26日
今日は虫歯の原因菌、ミュータンス菌の母子感染についてお話しします。
虫歯の原因となるミュータンス菌は、産まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。
・ストロー・大人が使った箸やスプーン
・キス・口移しで食べさせる
などで、お母さんや周りの人の口の中にいたミュータンス菌が赤ちゃんの口腔内へやってきます。
歯が生えてこないうちはミュータンス菌は住みつきませんが、歯が生えて来たらミュータンス菌はさっそく住みつきます。(生後6ヶ月〜3歳までが最も感染しやすい時期です)
★ミュータンス菌の母子感染を予防するには
一緒に生活する上で、ミュータンス菌の感染を完全に防止することは難しいですが、赤ちゃんのそばにいる周囲の人たちが、お口の中を清潔に保ち、ミュータンス菌を減らすことから始めましょう。その中でも、お母さんの健康が何よりも大切です。最も効果があり理想的なのは、妊娠期の母親の口腔ケアからお子様への虫歯予防をスタートさせることです。
お子様への感染の時期が遅いほど、お子様の虫歯予防につながります!