甘い物と虫歯
2024年03月23日
当医院にはお菓子作りがプロ並みに上手なI先生がいます。
先日、作ってきてくださったパウンドケーキも最高に美味しかったです。
歯科医院のスタッフはみんな甘いものが大好きですが虫歯にならないように気をつけています。
だらだら食べずに時間を決めて食べることと、甘いおやつを食べたあとは歯を磨くということです。
歯は酸によって溶かされることで弱くなり虫歯になってしまいます。
私たちのお口の唾液は常に中性に保たれていますが、
食べ物を食べると唾液は酸性にかわり、歯の表面を溶かしやすくなります。
つまり虫歯になりやすい環境になります。
だらだらと食べ続ける事で虫歯になるリスクが高まってしまうのです。
つまり、おやつの時間を決めて、だらだら食べない事が健康な歯を維持するポイントとなります。
食べ物が無くなったお口の中は唾液の働きにより中性に戻り、そして「再石灰化」という作用で、、溶かされた歯の表面にミネラルが戻りエナメル質をを硬くする作用もあります。
この作用の働きを待って歯磨きするのがちょうど良いタイミングであり、食後15分~30分後がベストと言われています。
虫歯のならないように上手におやつの時間を決めて楽しみたいですね。