タバコと歯ぐきの健康について
2026年03月23日
歯科衛生士の本田です。
4月から一部タバコの値上げが予定されています。これをきっかけに、喫煙とお口の健康について改めて考えてみませんか?
喫煙は「百害あって一利なし」といわれており、生活習慣病のリスク要因のひとつです。
全身への影響だけでなく、お口の中、特に歯周病にも大きく関係しています。
喫煙者が歯周病にかかる割合は、非喫煙者の約2〜5倍といわれています。また、歯周病の治療を行っても治りにくく、再発しやすいなど、治療効果を妨げることもあります。
その理由として、タバコに含まれるニコチンなどの有害物質が歯ぐきの毛細血管を収縮させ、血流を悪くすることが挙げられます。
その結果、組織へ酸素や栄養が届きにくくなり、免疫力の低下につながります。
さらに、タールなどが歯の表面に付着することで歯がザラつき、プラーク(歯垢)や歯石が付きやすくなります。
「今さら禁煙しても…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、禁煙することで歯周組織の免疫力は回復に向かい、歯科医院で適切な治療を行うことで、歯ぐきが健康な状態へ改善する可能性があるといわれています。
まずは「本数を減らす」など、できることから始めてみませんか?
小さな一歩が、お口の健康、そして全身の健康につながります。

















