メタルフリー治療
2024年01月17日
カウンセリング担当の槙田です。
今回は、メタルフリー治療についてお話します。
日本の健康保険治療では、ヨーロッパでは人体への使用が禁止されているパラジウムが含まれる金属(銀歯)が使われています。
安価でできるということがメリットですが、銀歯は劣化しやすく金属イオンが溶けだし体内に蓄積され、
金属アレルギーを誘発することがあります。また劣化により、歯と歯の間に隙間が空き、2次的な虫歯になりやすくなります。
保険適応で、CAD/CAMというプラスチックの詰め物や被せ物もありますが、
歯より柔らかい材質のため、欠けたり割れたりしやすい傾向があります。
そのため、詰め物や被せ物にはオールセラミックをおすすめしております。
お口の中で、詰め物被せ物が劣化しにくくいため、2次的な虫歯になりにくく、また審美的にも優れています。
金属アレルギーの心配もありません。
セラミックの種類によりますが歯と同じ位かそれ以上の強度があります。
オールセラミックは自由診療ですので、費用は保険適応のものと比べると高価ですが、
2次的な虫歯になりづらく、その歯をなるべく長く保たせる可能性が高まるので、おすすめの治療です。
(神経がある歯では、2次的な虫歯治療を繰り返すと歯の神経をとる必要性が出てくる場合があり、将来的に抜歯になる可能性が高まります)
お口の中の銀歯が気になる方、1度ご相談ください!!(*^_^*)