歯に付ける輪っかってなに?
2022年08月16日
こんにちは、歯科衛生士の柴崎です。
先日 私の地元である秩父市に行ってきましたが
さすが埼玉!暑すぎました🥵
さて話は変わりますが、歯につける輪っかってご存知ですか?
矯正をするにあたって顎を広げたり歯を動かすために奥歯に付ける輪っかがあります。
ここではいくつか紹介しようと思います。
《リンガルアーチ》
◉目的
歯の裏側にそったアーチにスプリングを接合し、スプリングの弾力を利用して歯を目的の方向へ動かします。また、大臼歯の位置の固定や、拡大後の後戻り防止装置としても使用されます。
◉使用方法
大臼歯にセメントで固定されますので、取り外しができません。このまま、食事も歯磨きもして頂きます。
《クワドヘリッスス》《バイヘリックス》
◉目的
歯の裏側より、歯列を側方へ拡大する装置です。拡大速度は拡大床装置と急速拡大装置の中間ぐらいです。
ループ状になったところをヘリックスといい、4つの(quad)ヘリックスからなるものをクォードヘリックスといい、上顎に使用します。下顎の歯列を側方拡大させる装置で、ヘリックスが2つのものを、バイヘリックス(写真2下顎に装着中)といい、ヘリックスの無いものを、Wタイプ拡大装置といいます。
◉使用方法
大臼歯にセメントで固定されますので、取り外しができません。このまま、食事も歯磨きもして頂きます。
꙳★*゚当医院では定期的に外して
虫歯になってないかチェックしてますが
ご自宅でも歯磨きを頑張って頂くよう指導させて頂いてます!!