乳歯と永久歯☆
2015年06月22日
こんにちは。歯科衛生士の富岡です。
先日、小学校の歯科検診へ行ってきました。
そこの学校では給食の後に歯を磨く時間を取り入れている様です。
実際に虫歯の生徒も少なく、個々に虫歯や予防に対する意識が高い様に感じました。
さて、この時期は乳歯と永久歯が混在するため歯並びがデコボコしていて、歯磨きの難しい時期です。
また萌えたばかりの永久歯は酸に対する抵抗力が弱く虫歯になりやすい状態にあります。
お子さんでは1人で上手に磨けない部分もあるので、永久歯列が完成する12~14才くらいまでは点検、確認の意味も兼ねて仕上げ磨きを行いましょう。
またフッ素には歯質を強くする(歯質強化)、歯から溶けだしたカルシウムなどを再び歯に沈着させる(再石灰化の促進)、プラーク中で酸が作られるのを抑える(酸産生の抑制)などの働きがあり虫歯予防に重要なものです。
当院でも虫歯予防に効果的なフッ素塗布やシーラント(虫歯になりにくくするために歯の溝を樹脂で埋める予防処置)を行っています。
ぜひお気軽にご相談ください。