2020年06月10日
こんにちは。
6月に入りムシムシした暑い日が多くなりましたね。
食欲が落ちていたりしていませんか?
ティースホワイト横浜では食育にも力を入れており身体や歯に良い食材や調味料の知識を勉強しています。そこで今回は“玄米“について少しお話ししたいと思います。
玄米とは精白されていない状態のお米の事で、籾殻を除去した状態の事をいいます。
糖層に包まれた胚乳があり胚芽がしっかり残っています。
玄米の栄養価は白米に比べて
食物繊維が約6倍、ビタミンB1が約5倍、マグネシウムが約5倍多く含まれてといわれています。
【玄米の効果】
○肥満予防
食事をすると摂取した物は糖になり血糖値が上昇します。糖が急激に増えるとインスリンが血糖値を下げようとします。インスリンには脂肪を作り脂肪細胞の分泌を抑制をする働きがあるので分泌され過ぎると肥満の原因ともなってしまいます。インスリンの分泌を抑える為には血糖値の上昇を緩やかにする食事が必要です。この目安となるのがGI値です。
GI値が低い炭水化物ほど消化吸収が緩やかになるため、血糖値が上がりにくい=脂肪を溜めにくくなります。そのためダイエットやリバウンド防止にもオススメです。
○解毒作用
玄米に含まれるフィチンは体内に入ると分解されフィチン酸になります。このフィチン酸が有効なビタミン、ミネラルなどの成分の吸収や取り込みを助けたり逆に有害物質を排出する働きがあります。
○歯周病の原因となる糖分の摂り過ぎによるビタミン不足も解消
糖分がエネルギーに変わる時にビタミンB群を消費します。糖分を摂りすぎると人体は急速にビタミンB群が不足し細胞の活動が低下します。それが免疫力の低下に繋がり歯周病の悪化の原因にもなります。
玄米の胚芽部分にはビタミンB群が豊富に含まれている為歯周病の治療に役立つとも言われています。
最近やっとコロナウィルスの自粛要請が解除になりましたが、ここ数ヶ月不要不急の外出を裂ける為自宅にいた方がほとんどだと思います。運動量が減り体の変化があるかと思います。普段のお米を玄米に変えるだけでもダイエット効果があります。
自粛が解除になったとはいえまだまだ油断はできません。3蜜を避け手洗い、うがいを徹底し栄養バランスの良い食事をとり免疫力をつけてこの夏を乗り切りましょう