Pg菌をご存知ですか?
2020年09月19日
こんにちは、衛生士の堂園です。
秋の風になり、日中も随分過ごしやすくになりました。スポーツ・芸術・読書etcの秋と言われる良い季節、食欲の秋だけにならないよう充実した日々を送りたいと思います。
本日は、お口の中の細菌の一種であるpg菌についてお伝えさせていただきます。
Pg菌とは歯周病菌の一つで歯科の吸血鬼ともいわれる極悪な細菌です。Pg菌の害としては以下のようなものがあげられます。
・骨を破壊し歯周ポケットという歯と歯肉の間の溝をどんどん深くしていく
・血流から血管壁に入り様々な疾患を引き起こす
・内毒素により悪臭の原因となる
脳血管疾患や感染性心内膜炎、関節リウマチなども歯周病(Pg菌)との因果関係があるという事が分ってきています。しっかりしたセルフケアと歯科医院での定期健診・歯周病治療によりPg菌を増やさないようにすることが大切です。
当院では、口腔細菌検出装置 orcoa を用いて口腔内のPg菌の量を測定することができます。ご興味をお持ちの方はお気軽にスタッフまでお声がけください。