歯ぎしり・食いしばりについて
2021年11月18日
こんにちは。カウンセリング担当 槇田です。
今回は、歯ぎしり・食いしばりについてご紹介したいと思います。
歯ぎしり・食いしばりを歯科医院では「ブラキシズム」と呼んでいます。
ブラキシズムは、睡眠中に行われたり、また日中・夜間にかかわらず無意識のうちに行っている場合もあります。
ブラキシズムで歯や骨にかかる力はとても大きく、歯や骨に対して大きな負担となっています。
(強い人ではなんと70Kg以上の力がかかっています!!)
ブラキシズムが続くと、歯がすり減ったり、知覚過敏や顎関節症の原因となったり、
場合によっては歯が割れてしまったりなど、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
歯科医院では、就寝時 歯にはめて寝る「ナイトガード」の作製が可能です。
ナイトガードを装着すると、ブラキシズムが起きても、ダイレクトに歯同士がこすれることがなく負担が軽減されます。
私は、自分で自覚するくらい夜間の食いしばりが強く、ナイトガードを毎日使用していますが、
硬いプラスチックが簡単に削れているのが分かるので、とても強い力がかかっているんだなあと思い、
ナイトガードは手放せないものとなっています。
自覚症状がない場合でも、歯科医師の診察で歯のすり減りなどからわかる場合もあります。
気になる方は歯科医院にてご相談なさってみてください。