ほっぺたの内側に線が出来ていませんか?
2022年04月4日
こんばんは。
歯科衛生士の笠原です。
4月になり、桜が咲いているのに、まだまだ寒い日が時々あったり体調管理が大変な季節です…💦
お家でゆっくりしたり、できるだけ疲れをためないようなな気をつけていきたいですね🙂🌸
話は変わりまして…
突然ですが、鏡でお口の中を見た時に、ほっぺたの内側に線が出来ていたりしませんか?
あった方はこれはなんだろうと?と疑問に思うかと思いますが、ほっぺたの内側の白い線は、実は「噛み跡」である可能性が高いんです😲!
慢性的に頬の内側を噛んでいる人に見られる「頬粘膜圧痕(きょうねんまくあっこん)」という呼び名がついています。
頬粘膜圧痕ができる要因として、多いのは
①過剰なストレスや疲れ
②歯並びに問題がある
③集中している時などに噛み締めてしまう癖
とされています。
食いしばり・歯ぎしりなどの癖があると、頬の内側を噛みやすくなります。
歯並びが悪いと、前歯で噛むことができず、自然と奥歯で噛む事が多くなり、食いしばりや内頬を噛んでしまうことが起きやすくなってしまいます😧💦
今圧痕がついている方も、食いしばりや歯ぎしりをやめることができれば、改善に向かいます。
食いしばりや歯ぎしりをやめる為に、気をつけるポイントとしては、
①ストレスを溜めない・発散する
②起きている時は意識して上の歯と下の歯を離す
③食いしばり用のマウスピースを装着する
が気軽にできます😊☆*。
根本的に治すとなると、矯正治療などが考えられます💪
食いしばりや歯ぎしりは、歯に強い力が継続してかかっていて、負担が大きいです。
そのまま放置してしまうと、
歯が割れる・折れる
上顎や下顎の骨が盛り上がる(骨隆起(こつりゅうき))
歯茎が下がる・歯周病が進む
顎関節症になる
など、様々なお口のトラブルに繋がりやすいので、もしかしてしているかも……?という方はぜひ相談をしてみてください😃🦷
当院では、マウスピースによる治療や矯正治療のご提案など、患者様のお口の中に状態に合わせた治療をご提案しております😄
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