オーラルフレイルについて
2022年11月11日
こんにちは🍁
秋風が心地よい季節となりました。カウンセリング担当の森川です。
今回のブログはご年齢を重ねても健康に過ごすために日頃から心がけられる事についてお話しさせていただきたいと思います。
年をとって心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態を「フレイル」と言います。多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。フレイルにならないためには対策をして健康長寿を実現するために大切な3つのポイントがあります。 それは、栄養(食・口腔機能)、運動、社会参加です。
意識して固いものを食べる(食)、体操教室に通う(運動)、ボランティア活動に参加してみる(社会参加)など、自分なりの改善方法を見つけ、継続して実践していくことが大切です。
オーラルフレイルとは、口(オーラル)の虚弱(フレイル)という意味です。
放置すると、全身の筋肉や心身の活力の衰えが進み、要介護状態となるリスクが高まります。
健康と要介護の間には、筋力や心身の活力が低下する「フレイル」と呼ばれる段階があり、その手前で、“オーラルフレイル”(ささいな口の機能の衰え)の症状は現れます。
食事でよく食べこぼすようになった、固いものが噛めなくなり、むせることも増えた。さらに滑舌も悪くなってきた・・・。こうした状態が続くようであれば、それはささいな口の機能の衰え、“オーラルフレイル”の可能性があります。
フレイルから続く要介護状態に陥ることなく、健やかで自立した暮らしを長く保つためには、オーラルフレイルに早く気づき、予防や改善に努力することが重要です。
神奈川県歯科医師会では、神奈川県民のオーラルフレイルの状況や改善プログラムの効果についても分かりやすくハンドブックや、動画でも解説しています。
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/6679/112.pdf
お口の変化を感じたら、ぜひご相談ください。
先日の研修でお誕生日のお祝いのスタッフ🎉
衛生士 笠原さん、能登さんおめでとうございます🤗