根管治療か、抜歯か──あなたに合った選択をするために
2026年07月2日
横浜市神奈川区
根管治療
治療の失敗
大口駅徒歩1分
「根管治療をしたのに、また再発してしまった」「何度治療しても良くならない」
横浜市神奈川区・大口駅西口から徒歩1分のティースホワイト横浜デンタルクリニックには、このようなお悩みをお持ちの患者様が多くご相談にいらっしゃいます。実は、根管治療には「保険診療」と「自費診療(精密根管治療)」の2種類があり、治療の成功率に大きな差があることをご存じでしょうか。
※1回目の根管治療の場合
なぜこれほどの差が生まれるのでしょうか。このブログでは、根管治療が失敗する5つの原因について、わかりやすく解説したいと思います。
そもそも「根管治療の失敗」とは?
根管治療の失敗とは、主に次のような状態を指します。
これらの多くは、「根管内の細菌が除去しきれていなかった」か「治療後に細菌が再び侵入した」ことで起こります。根管治療の精度を左右する要因を、以下の5つにまとめました。
失敗の原因① ラバーダムを使わなかった
根管治療中、口の中には常に唾液が分泌されています。唾液の中には多くの細菌が含まれており、治療中に唾液が根管内に入り込むと、せっかくきれいにした根管が再び汚染されてしまいます。
これを防ぐのが「ラバーダム防湿」です。ゴム製のシートで治療する歯を覆い、唾液中の細菌侵入を防ぎ、清潔な治療環境を保つことができます。
日本におけるラバーダムの利用率はわずか2%程度と言われています。費用や手間がかかること、保険診療では利用が限られることが背景にあります。ラバーダムを使わずに行われた根管治療は、唾液中の細菌侵入リスクが高く、再発の原因になりやすいのです。
失敗の原因② マイクロスコープを使わなかった
根管(歯の根の内部の管)は非常に細く、暗く、複雑な構造をしています。肉眼ではその全貌を把握することは難しく、感染部位の取り残しが生じやすくなります。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)は、術野を肉眼と比較して何十倍も拡大できる機器です。マイクロスコープを使うことで次のことが可能になります。
マイクロスコープを使わずに行う根管治療は、どうしても感染部位の取り残しリスクが高くなります。これが再発・失敗の大きな原因の一つです。
失敗の原因③ ファイルの種類による精度の差

根管内の感染組織を除去するために使う器具が「ファイル」です。ファイルには大きく分けて2種類があります。
ステンレスファイル(保険診療で主に使用)
ニッケルチタンファイル(自費診療で使用)
特に根管が複雑な形状をしている場合(S字状の湾曲根管など)や、再治療のケースでは、柔軟性に優れたニッケルチタンファイルを使用した精密な清掃が重要になります。
失敗の原因④ 根管の封鎖が不十分だった
根管内の清掃・消毒が終わったあとは、根管を薬剤で封鎖(充填)します。この封鎖が不十分だと、隙間から細菌が再び侵入し、再感染の原因になります。
保険診療では「ガッタパーチャ」という素材が一般的に使用されます。一方、当院の自費診療では「MTAセメント」を使用しています。MTAセメントは封鎖性が非常に高く、硬組織誘導能(歯の組織を再生させる能力)も兼ね備えているため、治療後の経過が良好になります(症例によってはガッタパーチャを使用する場合もあります)。
また、根管の洗浄には「EDTA」と「次亜塩素酸ナトリウム」を使用します。これらの薬剤が根管内の削りカスを溶かし、消毒することで、根管内をよりクリーンな状態に整えます。
失敗の原因⑤ かぶせ物の精度が低かった
「根管治療さえしっかりできれば大丈夫」と思われる方も多いですが、実はかぶせ物の精度も成功率に大きく影響します。アメリカでの研究データによると、根管治療とかぶせ物の精度による成功率の差は以下の通りです。
| 根管治療の精度 | かぶせ物の精度 | 成功率 |
|---|---|---|
| ◎ | ◎ | 91.4% |
| ◎ | × | 44.1% |
| × | × | 18.1% |
精度の低いかぶせ物では、歯とかぶせ物の間に隙間が生じ、そこから細菌が侵入して再発するリスクがあります。根管治療をしっかり行っても、かぶせ物の精度が低ければ成功率が大幅に下がることがデータからも明らかです。当院では歯科技工士と緊密に連携し、かぶせ物の精度にも徹底してこだわっています。
精密な自費の根管治療を少し解説したいと思います

自費の根管治療では以下の環境・体制を整え、最新の設備で行っております。
専門医による担当
大学病院在籍の根管治療専門医が治療を担当します。
マイクロスコープ
最大20倍の拡大視野で精密な視野を確保します。
ラバーダム防湿
唾液中の細菌侵入を防ぎ、清潔な治療環境を保ちます。
ニッケルチタンファイル
柔軟性に優れたファイルで湾曲根管にも対応します。
歯科用CT
三次元的な根管形態の把握で見落としを防ぎます。
MTAセメント・EDTA
精密な根管充填・洗浄で再感染リスクを低減します。
これらの取り組みにより、当院の精密根管治療は成功率90%以上を実現しています。また、来院回数も1〜3回程度と少なく、患者様のご負担を抑えた治療を心がけています。
「何度治療しても改善しない」という方へ
他院で何度も根管治療を受けたが再発してしまう、治療が長引いている、抜歯と言われてしまった、という方はぜひ当院にご相談ください。
セカンドオピニオン・初診のご案内:https://www.suzukishika.net/beginner/
当院でのインフォームドコンセント(説明と同意)
ティースホワイト横浜デンタルクリニックでは、根管治療を始める前に必要に応じた以下の説明を行っています。
患者様が十分に理解・納得した上で治療を開始することが、信頼関係の基本です。「聞きにくい」と思うことでも遠慮なくご質問ください。担当医・スタッフが対応いたします。
また、治療途中での疑問・不安も随時LINEで受け付けています。「こういう症状が出たけど大丈夫?」「次回の治療までに何に気をつけたら良い?」など、何でもお気軽にご相談ください。
アクセス・診療案内

所在地:神奈川県横浜市神奈川区大口通
最寄り駅:JR横浜線・大口駅西口から徒歩1分
駐車場:1台(予約不可)
バリアフリー:車いすでも安心してご来院いただけます(介助者のご同伴をお願いいたします)
診療時間:
月〜金:9:00〜17:45(お昼の時間帯も休まず診療しております)
土曜日:9:00〜17:00 / 日・祝:休診
予約方法:ウェブ予約(初診・再診)/ LINEで相談・予約 / お電話でのご予約
菊名・新子安・大口・白楽など近隣エリアから多数ご来院いただいております。根管治療に関するご相談は、まずお気軽にご連絡ください。
まとめ
根管治療が失敗する5つの原因について、少しでもご理解を深めていただけましたでしょうか。根管治療は適切な設備と高度な技術のもとで行うことで、大切な歯を長く残せる可能性の高い治療法です。ご不安・ご質問がある方は、どうぞお気軽にティースホワイト横浜デンタルクリニックへご相談ください。担当医・スタッフが丁寧に対応いたします。
大切な歯のことを、一緒に考えましょう
患者さま一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、スタッフ一同、丁寧にサポートいたします。
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