歯茎にネジ!?
2023年01月24日
歯科衛生士の柴崎です🐰
最近一気に寒さが増しましたね ( •︠ˍ•︡ )
皆さま 風邪ひかないよう十分暖かくしてください!!
さて、矯正をやってる方もそうでない方も
歯茎にいれるネジってご存知ですか?
ここ最近 ネジの使用が普及してきたので紹介させて頂きます!!
インプラント矯正(インプラントアンカー)とは?
「アンカースクリュー」と言う小さなネジを歯槽骨に埋入し、歯を動かす時の固定源として用いる方法です。
直径は1.4~2㎜前後、長さは6~10㎜ぐらいのチタン合金製のネジです。
チタン合金は生体への害がなく、骨との親和性が高い素材です。
インプラント矯正の④つの特徴
①治療期間の短縮が可能
アンカースクリューを埋入することにより、強固な固定が可能なため治療期間の短縮が可能です。
小臼歯の抜歯ケースだと、前歯を後ろに下げる時には、前歯と奥歯で引っ張り合います。この時、前歯も下がりますが、反作用で奥歯も前にずれてきます。
②抜歯をしないという選択が可能になった
これまで、臼歯を後ろに移動させることは、ほとんど不可能と考えられていましたが、矯正用アンカースクリューを用いることでそれが可能となりました。そのため、従来は抜歯が必要な症例でも、抜歯をせずに歯並びを直すことが可能となりました。
③手術の回避
これまで、手術を併用する矯正治療をしていた骨格性の上顎前突、下顎前突、開咬などへ適応することで、手術を回避することが可能となってきました。(症例によります)
④痛みの少なさ
麻酔を使う処置ですが、痛みは無く出血もほとんど出ません。処置が終わった後もあまり痛みは感じません。麻酔の効果が無くなってくると多少痛みを感じますので、必要ならば鎮痛剤を飲んでいただきます。アンカースクリュー周囲の歯肉や粘膜が多少違和感を感じることがありますが、数日後には必ず慣れます。
歯茎にネジ と聞くと怖いイメージがあると思いますが、治療期間の短縮や抜歯をせずに歯並びを治す、というのが実現するようになりました🥹!
もちろん当医院ではメンテナンスも含めて治療を行っております!!
興味ある方はぜひスタッフまでお声掛けください( ˶˙˙˶)