歯の神経を取る場合とは?
2023年02月10日
こんにちは!受付の鈴木です。
寒い日が続き体調管理をしっかりしようと心がけていますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は歯の神経を取る場合についておはなししようと思います。
歯科治療には神経を取る処置をしなければいけないことがありますが、どんな場合に神経を取る必要があるのでしょうか?
虫歯を治療せずそのままにした時にやむを得ず神経を取り除き歯を温存する治療になることがあります。
虫歯の初期段階はほとんど自覚症状がないことや少し染みる程度になりますので、この段階で治療をすれば病状が神経に達していないので神経を取る必要はありません。
しかし虫歯を治療せずにそのままにした場合、神経が炎症を起こし大きな痛みを伴います。
この場合やむを得ず神経を取り除き歯を温存する治療や歯そのものを抜く治療も必要になってきてしまいます。
神経がなくなった歯は健康な歯に比べもろくなってしまったり、虫歯が再発しても痛みを感じない為放置しやすく悪化しやすくなります。
その為、歯の神経を残しておく為にも虫歯は初期段階の時にきちんと治療することや定期検診が大切になります。
皆様からのご相談お待ちしております。
(さらに…)
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MFTについて
2023年02月9日
MFT〜舌癖トレーニング〜
こんにちは、衛生士の坂上です。
最近また寒くなってきましたね💦
ところで歯は舌の圧力を受けることにより、不正咬合の原因や矯正治療の妨げになる事があります。
次の項目にいくつか当てはまれば、舌や筋機能の動きに問題があるかもしれないです。
1.食事のとき、奥歯ではなく前の方の歯で食べている2.安静にしているとき、舌の先が前歯か唇にふれている
3.食べ物を飲み込むとき、舌の先が唇と接触する
4.口の中にある食べ物が見えやすい
5.食事中、食べ物が口からよくこぼれる
6.舌を出して、食べ物を迎えに行く
7.固い食べ物は苦手
8.一度にたくさんほおばり、よく噛まずに飲み込んでしまう
9.無意識のとき、口をポカーンと開けていることが多い
10.唇が厚ぼったく、ダランとしている
11.唇を閉じるとき、口元になんとなく違和感がある
12.口角が下がっている
どうでしょうか?
正しい舌の位置を習得するために舌癖のトレーニングを行います。今回は、舌癖トレーニングについて詳しく解説していきたいと思います。
⑴正しい舌の位置を覚えるエクササイズ
☆スポットポジション 1日10回
舌癖のトレーニングでは、安静時や嚥下時に舌の先が触れる位置(口蓋の切歯乳頭後方部)=(上の前歯の歯と歯茎の境目から3ミリ後方の膨らみ)をスポットと名付けています。このスポットこそが正しい舌の位置になります。
スポットを鏡で目視し、確認したあと舌の先をスポットにつけます。
また、舌先は上下の前歯に触れないことが重要です。
舌が前に出過ぎたり、舌先が丸まらないよう注意してスポットに舌をつけます。
〜注意するポイント〜
舌の先が丸まってしまいがちな方は出来るだけ口を大きく開けて練習するようにしましょう。
また鏡で確認しながら正確な位置を覚えて練習しましょう。
⑵舌を持ち上げる力をつけるエクササイズ
☆ポッピング 1日10回
ポッピングは、トレーニングの最終目標である「いつも舌を上顎につけていること」や「舌を挙上して、嚥下するものをのどへ送り込む」ときに必要な筋肉に、基礎的な力をつけるためのトレーニングです。
舌全体を上あごに吸いつけ、ゆっくり口をあけて舌小帯(ぜつしょうたい)を伸ばし
”ポン”と舌打ちをする。※完全に吸い上がってから舌を上あごから外しましょう。
舌の先はスポットの位置にあり、舌全体がぴったりと上あごに吸いつけられていることが望まれます。
※誤ったポッピングの例
舌の先が後方に丸まっていて、スポットに当たっていない。
〜注意するポイント〜
この練習は音を立てることが目的ではありません。1秒間程度舌小帯を十分に伸ばしてから舌を
パタンと落とす要領で練習します。単に音を立てるだけの練習としっかり小帯を伸ばしながら
行う練習では効果がまったく異なります。
☆オープンアンドクローズ 1日10回
舌全体を上あごに吸いつけ、口を大きく開け、舌小帯を十分に伸ばしてから、そのままゆっくり
軽く歯を合わせます。これを繰り返します。
〜注意するポイント〜
ポッピングと同様に舌全体が上あごに吸いついていることが必要です。
また歯を合わせたときにも、舌が挙上されたままであることが重要です。
普段の生活の中で、トレーニングで覚えた正しい舌の位置を保ち、また正しい発音・咀嚼が行えるよう習慣化を目指して頑張りましょう
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歯茎にネジ!?
2023年01月24日
歯科衛生士の柴崎です🐰
最近一気に寒さが増しましたね ( •︠ˍ•︡ )
皆さま 風邪ひかないよう十分暖かくしてください!!
さて、矯正をやってる方もそうでない方も
歯茎にいれるネジってご存知ですか?
ここ最近 ネジの使用が普及してきたので紹介させて頂きます!!
インプラント矯正(インプラントアンカー)とは?
「アンカースクリュー」と言う小さなネジを歯槽骨に埋入し、歯を動かす時の固定源として用いる方法です。
直径は1.4~2㎜前後、長さは6~10㎜ぐらいのチタン合金製のネジです。
チタン合金は生体への害がなく、骨との親和性が高い素材です。
インプラント矯正の④つの特徴
①治療期間の短縮が可能
アンカースクリューを埋入することにより、強固な固定が可能なため治療期間の短縮が可能です。
小臼歯の抜歯ケースだと、前歯を後ろに下げる時には、前歯と奥歯で引っ張り合います。この時、前歯も下がりますが、反作用で奥歯も前にずれてきます。
②抜歯をしないという選択が可能になった
これまで、臼歯を後ろに移動させることは、ほとんど不可能と考えられていましたが、矯正用アンカースクリューを用いることでそれが可能となりました。そのため、従来は抜歯が必要な症例でも、抜歯をせずに歯並びを直すことが可能となりました。
③手術の回避
これまで、手術を併用する矯正治療をしていた骨格性の上顎前突、下顎前突、開咬などへ適応することで、手術を回避することが可能となってきました。(症例によります)
④痛みの少なさ
麻酔を使う処置ですが、痛みは無く出血もほとんど出ません。処置が終わった後もあまり痛みは感じません。麻酔の効果が無くなってくると多少痛みを感じますので、必要ならば鎮痛剤を飲んでいただきます。アンカースクリュー周囲の歯肉や粘膜が多少違和感を感じることがありますが、数日後には必ず慣れます。
歯茎にネジ と聞くと怖いイメージがあると思いますが、治療期間の短縮や抜歯をせずに歯並びを治す、というのが実現するようになりました🥹!
もちろん当医院ではメンテナンスも含めて治療を行っております!!
興味ある方はぜひスタッフまでお声掛けください( ˶˙˙˶)
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寒い時期の歯の痛み🦷
2023年01月23日
こんにちは!助手受付の江田です!
まだまだ寒い日が続いていますね!
そんな寒い時期は肩こりになりやすいように、歯の痛みを感じる方が増えるそうです。
いくつか原因をご紹介します。
①歯の食いしばり
寒さで力が入り無意識のうちに食いしばってしまっていることが原因で、顎の筋肉がずっと緊張状態になり痛みを感じてしまいます。
顎の筋肉をやわらげる体操や、寝ている時の歯ぎしりや食いしばりを防止するナイトガードを使用してみましょう。
②知覚過敏
寒い時期は外の冷たい空気や風がしみたり、寒い屋外にいて熱い飲み物を飲んだりすると温度差で神経が反応する事があります。
③被せ物や詰め物の冷え
神経が残っている歯に被せ物や詰め物をしている場合、材料によってはその冷えに神経が反応してしみや痛みを感じる事があります。
いくつかご紹介しましたが、その歯の痛みは何らかのトラブルのサインかもしれません。
早めにご相談下さい!
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プラークとは?
2023年01月14日
こんにちは(o^^o)受付の小林です。
先日、「今さら聞きにくいんですが…プラークって何ですか?」と患者様からご質問をいただきました。
今回はプラーク(歯垢)についてお話ししたいと思います。
プラークは、歯の表面に付着している細菌のかたまりです。
白色または黄白色をしているので目では確認しにくいのですが、舌でさわるとザラザラした感触があります。
プラークはネバネバと粘着性が強いため、歯の表面にしっかりと付着し、強くうがいしても取れません。
プラークはなぜできるのでしょうか?
私たちの口の中には、ミュータンス菌という細菌がいます。これは成人であれば誰の口の中にも存在します。
ミュータンス菌は、私たちが食事をした後、歯磨きをしないでいると、食べカスのなかの糖質(ショ糖)を分解し、ネバネバした細菌のかたまりを作ります。これがプラークです。歯にべったりと付着したプラークはミュータンス菌の住みかとなります。この中で、ミュータンス菌は増殖し、酸を作りだします。
この酸により、歯が溶かされ、むし歯になってしまうのです。
プラークの中には細菌が約600種類も存在していて、プラーク1mg当たり薬1〜2億個いると言われています。プラークは歯以外にもお掃除が不十分入れ歯(義歯)や舌の表面にも付着します。
時間が経過するほど、どんどん成長して口の中でトラブルを起こす細菌が増えていきます。
プラーク(歯垢)は一度付着してしまうと、ご自身の歯磨きだけでは落ちにくいので、歯医者さんで定期的なクリーニングをオススメ致します(^^)/
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2022年ラスト
2022年12月29日
みなさんこんにちは!
歯科衛生士の雨宮です!
昨日は仕事納めで、午後からみんなで大掃除をしました🧹当院は本日から1/4までお休みを頂いております!
より綺麗になった診療室で新年1/5より通常通り診療致しますので、宜しくお願い致します!
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お口の乾燥
2022年12月24日
こんにちは 歯科衛生士の戸田です。
最近寒さが続いてますね。
体調管理には皆さま気をつけてくださいね。
空気が乾燥していたり、暖房をつけたりするとだんだん口が乾いてきませんか??
お口の中が乾燥していると菌が増殖していきます。
寒いから忘れがちになりますが、水をこまめに飲むなどしてお口の中を潤しましょう。^_^
※お砂糖が入っている飲み物は虫歯の原因をつくってしまうので入っていないものを選びましょう。
2022年あと少しですが引き続き体調に気をつけながら過ごしたいと思います。
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もうすぐクリスマスですね
2022年12月16日
こんにちは受付の守屋です。
街がキラキラと輝くクリスマスの季節になりました🎄🌟
院内の水槽も可愛いサンタ🎅さんとトナカイ🦌さんが患者様をお迎えしてくれています!
街がキラキラとしていると楽しくてついお散歩したくなってしまいます♪
キラキラといえば歯もキラキラと輝いていると気持ちもうきうきしてきますね💓
当院ではホワイトニングにも力を入れております🦷🌟
種類がいくつかございますので気になっている方はぜひスタッフへお声がけください😊✨
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着色除去セミナー参加
2022年11月30日
こんにちは、衛生士の堂園です。いよいよ今年も残りあと僅か、最後まで緩むことなく心身ともに健康を保っていきたいと思います。
先日着色除去のセミナーに参加してきました。飲食品に含まれる色素やタバコのヤニ(ニコチン、タール)などが歯の表面に固着したもので、それ自体が歯に直接的な悪影響を与えるものではありませんが、審美的な問題そして歯の表面がザラつく事により、より汚れの付着しやすい状態を作るという事から、やはりそのままにしておく事は余り推奨できません。
当院では、そういった着色を効率よく、またできるだけ歯牙にダメージを与えず除去できるエアフローという器具を使用しております。今回のセミナーでは、その器具をより使いこなす為の知識技術について学んで参りました。
このセミナーで得たものを日々の診療に活かしていきたいと思います。
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オーラルフレイルについて
2022年11月11日
こんにちは🍁
秋風が心地よい季節となりました。カウンセリング担当の森川です。
今回のブログはご年齢を重ねても健康に過ごすために日頃から心がけられる事についてお話しさせていただきたいと思います。
年をとって心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態を「フレイル」と言います。多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。フレイルにならないためには対策をして健康長寿を実現するために大切な3つのポイントがあります。 それは、栄養(食・口腔機能)、運動、社会参加です。
意識して固いものを食べる(食)、体操教室に通う(運動)、ボランティア活動に参加してみる(社会参加)など、自分なりの改善方法を見つけ、継続して実践していくことが大切です。
オーラルフレイルとは、口(オーラル)の虚弱(フレイル)という意味です。
放置すると、全身の筋肉や心身の活力の衰えが進み、要介護状態となるリスクが高まります。
健康と要介護の間には、筋力や心身の活力が低下する「フレイル」と呼ばれる段階があり、その手前で、“オーラルフレイル”(ささいな口の機能の衰え)の症状は現れます。
食事でよく食べこぼすようになった、固いものが噛めなくなり、むせることも増えた。さらに滑舌も悪くなってきた・・・。こうした状態が続くようであれば、それはささいな口の機能の衰え、“オーラルフレイル”の可能性があります。
フレイルから続く要介護状態に陥ることなく、健やかで自立した暮らしを長く保つためには、オーラルフレイルに早く気づき、予防や改善に努力することが重要です。
神奈川県歯科医師会では、神奈川県民のオーラルフレイルの状況や改善プログラムの効果についても分かりやすくハンドブックや、動画でも解説しています。
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/6679/112.pdf
お口の変化を感じたら、ぜひご相談ください。
先日の研修でお誕生日のお祝いのスタッフ🎉
衛生士 笠原さん、能登さんおめでとうございます🤗
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